ひさしぶりに風邪ひいた。だるいので学校もさぼっている。でも会社は一日休んだだけ。うーん。

映画サイトで飯を食っている友人 Shintaro さんの映画生活で、あたらしいサービスが始まっていた。

DVD 価格比較サイトがそれ。DVDのタイトル等を入れると、DVDを通販している有名サイトの値段を比較して見せてくれるというもの。

Shintaro さんには、うちの姉妹サイトルームシェアジャパン ルームメイト掲示板の開発でもいろいろ助言してもらっているし、一日何万人もの読者が集まる巨大サイトの運営者としても、これからもいろいろお世話になるだろう。

それにしても、この新しい価格比較、なかなか筋のいいサービスだと思う。ユーザからみれば、より簡単に一番安い店を見つけられるわけだから。

サンフランシスコの街中、フィナンシャルディストリクトやノブヒル周辺を歩いてると、たまに双子のおばあさんに遭遇するだろう。僕も、何ヶ月に一度は見かける。

この小柄な二人のおばあさん、顔も同じなら、髪型や服装、靴までみんな同じに揃えていて、二人腕を組んで、いつもなにやらおしゃべりしながら非常にゆっくりしたペースで歩き回っている。

そのファッションは、時代がかった、というか、非常にフォーマルで上品なもので、同じのが二人いることもあってよく目立つ。道行くサンフランシスカンも挨拶したりして、サンフランシスコの名物のひとつといってもいいだろう。

それで、今日とある道を歩いてて、屋根のあるバス停を見たら、バス停の横の大きな看板、よく映画の広告なんかが載ってるところに、なんとこの双子の写真がでかでかと載っていた。 Twins

コピーは、「双子もおすすめ。○○引越」

引越し業者のコマーシャルだった。双子がにっこり笑っている。すごいなあ。たぶん市内だけの広告だと思うけど。

そんなわけで、双子はサンフランシスコの有名人なのである。

実は、先月のニューヨーク旅行記で書いてなかった事があった。二日目に行ってみたニューヨークの漫画喫茶だが、2度目の訪問をしたのだ。

ニューヨーク行きの前に、ネットで調べてどうしても住所がわからなかったので、せっかくアメリカには珍しい日本の漫画喫茶なのにもったいないな、と思っていたのだ。

新聞などでいくつか取り上げられたようだが、その記事自体がネットから消えていたり、店の詳細は記事に載っていなかったりしていたので、これはネットでちゃんと情報を出すべきだろう、と。

そこで、突然ではあるが店長さんに電話をして会いに行き、お店のウェブサイトを作らせてもらうことにした。サンフランシスコに戻ってきてからメールでやりとりをして、いちおうの完成をみたのがこのニューヨークの漫画喫茶 Cafe Atomのサイト。

まぁ必要最低限ではあるし、僕のデザイン力の無さがまたしても爆発してるわけだが。それでもネットで探している人に情報が伝わることはとても重要なのでは、と思う。これで大繁盛したりしたら、ぜひサンフランシスコに支店を出してください > 店長

なんとなく思い立って調べたので記録。シェアとは関係ない。

Queen のコピーバンド in 日本。3つもあったのね。ひょっとするともっとあるのかも。

もうひとつ。

映画版オペラ座の怪人、アメリカでの本公開は1月だが、公式サイトによれば、全米の選ばれた都市では12月22日から公開ということ。リストにはサンフランシスコも載ってるが、どの映画館でやるのか書かれていない。

なぜ情報が出てこないのかわからんが、検索しまくったところ、Geary Street のUA Coronet 1という単館と判明。

日本に帰る前に観たい気もするが、あまり日がないな。

いつもの New HongKong (Commercial Street, near Kearny)で、メニューを見て迷っていると、店のおばさんが、「今日は中国の祝日で、みんな食べる料理があるんだけど」と言う。Ricecake に中に甘いのが入ってる、というので、デザートか? と訊いたら食事だという。

「たぶん食べられると思うから」というので、もちろん挑戦を受けることに。

スープに、白玉みたいなのが10個以上入ってて、具が青菜、焼き豚、鳥、イカ、牛、ホタテ、海老と豪華だ。具もスープもうまい、が、ご飯や麺は入ってないので、やはりこの白玉が主食ということか。齧ってみると、中から黒いザリザリした餡子みたいのが出てきた。

この餡子モチだけ単体で食べれば美味しいんだろうな、とは思うが、スープや魚肉とは合わないなあ。日本のどこかにも、雑煮に餡子餅を入れる地域があったと思うけど、同じ発想か。

この時期のお祭りってなんだろうな、と思って考えてみたら、今日は冬至だった。店のおばさんに、「祝日ってこれ?」と言いながら漢字で「冬至」と書いたら、「何で知ってるの」と驚かれたので、日本にもこれはあるから、日本では Pumpkin を食べるよ、と言ったけど Pumpkin が通じない。「南瓜」と書いても通じなかった。帰ってから調べたら中国語でも南瓜と言うらしいんだけど。

11:30の飛行機で東京へ。今回のフライトは過去最悪だった。調理場の横の席がわりあてられ、隣の席は空席だったのはよかったが、飛行中ずっと、ホイッスルを低くしたような異音が調理場側から鳴り続けて、ろくに寝ることもできず、最後には頭痛がしてきた。おかげで全然眠れず。

10時間半のフライトで、15:45に成田到着。15:56にはもうスカイライナーに乗り込み、上野経由で17:20にお茶の水に到着。今日は、いろんなウェブサイトを作ってる人たちが集まる、無敵会議というセミナーの最終回なのだ。ずっとアメリカからウォッチしていて、一度聞いてみたいなと思っていたが、今回日程があったのでついに参加となった。

今年おもしろかったウェブサイトや、来年どんなウェブサービスが流行るか、といったことについて聞いたり、ディスカッションしたり。70人以上の人がそのまま2次会へなだれこみ、いろんな人たちとお話をすることが

夜11時、体内時間ではもう徹夜明け状態なので、3次会はあきらめて水道橋まで歩く。ラクーアに泊まることにした。水道橋には、アスカとか春日サウナとか、他にも雑魚寝で泊まれる風呂はあるんだけど、ラクーアも人気高いそうなので一度試そうと。

受付で、本日とても混んでいるので仮眠室が使えない可能性もあります、と脅されたが、とりあえず入る。風呂はそれほど大きくないし、種類もたいしたことない。それでも日本の風呂はイイ。仮眠室も、まだ終電前だったのでかろうじてマットを確保。ほんとに混んでいた。

スパ・ラクーア宿泊中。明け方4:30頃、まわりのイビキで目が覚める。眠りたいのに眠れない、完全な時差ぼけ状態。なので朝風呂。露天風呂に行っても、他に誰もいないので、気持ちよく3曲ほど唄う。マットに戻ったら毛布が無くなっていた。全般的に毛布が足りず、また人によっては毛布が1枚ではちょっと寒いくらいの温度調整だったので、まわりの人に奪われてしまったようだ。しかたなく雑誌など読む。

ラクーアは9時に追い出される。清算のときに、前のカップルが3万5千円とか払ってた。エステとかいろいろしたんだろうけど、それだけ払って雑魚寝というのもすごいな。

東京ドームは何か催し物があるようで、人がたくさん並んでいる。また、場外馬券場も別のタイプの人たちでいっぱい。水道橋駅前のNEW YORKER's Cafe で、電源を借り、ネットにもアクセス。

本屋などまわり、夜着替え類を取りに三軒茶屋フラットへ。今回はほとんど知らない住人ばかりで、はじめて会う。聞くと、一人がニューヨークへ里帰り中で部屋が空いてるという。そこでその人にメールしてもらい、3泊貸してもらうことにした。今回は空き部屋がなかったので、毎晩サウナやカプセルを泊まり歩くつもりだったけど、思いがけず宿を確保できた。こうやって柔軟に使えたり、自分用の押入れが確保できたりするのが、まとめて貸すときに比べてシェアで貸すののいいところだ。

5時半に目がさめる。リビングのソファに寝るという、大家失格の迷惑行為だが、睡眠自体はよく取れた。でもまだ早起きしてしまう。散歩がてら駅のほうへ。松屋へ入る。朝定食にとろろをつける。うまい。海外から帰ってきたとき、こういうなんでもない食事が、感動的にうまいんだなあ。涙が出そう。この帰ってきたときの喜びがよくて、頻繁に里帰りしてるというのもあるかも。

ニューヨーク里帰り中の三茶シェアメイトと連絡がつき、2泊サブレットしてもらうことで話がついた。僕が貸している部屋を、さらに又貸しで僕に貸してもらうということ。すこし奇妙だけど、これならカプセルホテルとかより割安。ネットもつながるし。

実家にてまったり過ごす。人気凋落が激しいらしい紅白も、ネットしながらだけどつけておく。去年のように今年の一発屋芸人達のネタが初めて観られるかと思ったが、集中して観てなかったせいか、いつやったのかわからず。マツケンサンバは観たし楽しかったが、これはネットでも観られたからなあ。今もあるのかどうかわからないけど、あれをタダで公開してたのは太っ腹だと思った。