朝の定例会議。社長が重大な話がある、というのでなにごとかと思ったら、たった一人の部下であるEricがやめるという。2週間前の通知を今朝したので、2週間後にやめて、月の後半は次の職場で仕事を始めると。

仕事に影響ないわけないんだけど、なんか他のみんなもあっさりしたもので、「次もがんばれよ」みたいなことしか言わない。アメリカっぽいなあ、と思わされた。まあ僕が採用したわけじゃないので実際のところは知らないが、彼の待遇が相場に比べて安そうなのは感づいていたし、もっと大きな仕事ができるやつだと思ってたので、本人のためにはいいことなんだと思う。あと2週間として、2ヶ月しか一緒に仕事できなかったことになるが、おしい人材を失った。

昼、とはいってもいつもどおりEricと昼食。Jackson St.のWashingtonという中華料理。いつも並んでていっぱいのところだ。今日は列の先頭だったが、それでも10分ぐらい待たされた。Home special sticky fried riceというのを頼んだ。もちもちした米のチャーハン。まあまあ。

退職のことについてももちろん話したが、いまさらどうなるもんでもないし、実際次の仕事はとてもいいところで、ほんとうに彼のやりたい仕事ができそうなので、祝福したよ。

夜もEricと。彼の車でRichmondへ行こうということで、Bartに乗って彼の家に行ったが、弟が車の鍵を持ったまま帰ってこなかったので、そこの近所(15th and Guerrero)のパキスタン料理屋でチキンカレーとラムサグを食った。おいしかったのでナンを追加したら食べきれず、包んでもらった。その後Ericの家に戻ると鍵があったので、家まで送ってもらう。

昼は近くのフードコートでメキシコ料理。細米に野菜、チリ、チーズ、豆などのソースをかけたもの。$5.5

チェックブックが届いた。どんと箱で来たのでなにごとかと思ったが、5冊150枚分も入ってる。ケースもついて。中には好きな絵柄のチェックを注文できるカタログも入ってたが、150枚も入れておいて注文もないもんだ、と思った。そんなにチェックって使うのかなあ。

夜はワシントン飯店でBeef Chow-men。イギリスではチョウメンは柔らかい麺だったが、これは固ヤキソバみたいなもの。アメリカでも一般のチョウメンは柔らかくて、チョウメンが固い麺なのは香港式というんだ。とはEricの話。

インタビューの日。この採用はEricの退職とは無関係。もともと必要な作業に人がいなかったため、広告をだして募集していたもの。

午前中、二人をインタビュー。英語でインタビューなんかできないよ。たいへんだ。Ericが色々と僕の代わりに質問してくれたので助かったけど。

昼は前のインタビューが押してきたため、La'BentoでハンバーグカレーのTo go(イギリス英語だとTake away)。ほうれん草サラダをつけて$4.34は安い。ラベントーが日本料理か日本「風」料理かは怪しいとこだが、安いのがいい。

午後は3人のインタビュー。5人目が帰った後、全員集まってお互いの印象や技術的なレベルについて比較表を作る。知識レベルも大事だけど、人柄とか態度、本人が本当にやりたいことは何だろう、といったことも重要。

急いでるので、完全に満足いかないにしても、一番良さそうな人を選び、さらに先の手続きに進めてもらう。

夜、早めの7時にあがって、BartでEricの家へ、そこから彼の車でDaly Sityへ。ナントカ99というアジア系のスーパーに連れて行ってくれた。社長もここが大好きらしい。アジア系の食材でうまっている。中国製のインスタントラーメンやオイスターソースなどを購入。隣のベトナム料理屋PHO99でPho(ファー)を食べた。米の麺に、牛の様々な部位の肉がのったもの。バジル?ともやしとチリペッパーをのせてレモンをかけ、混ぜて食べる。スープがおいしい。お腹いっぱいだ。前回SFに遊びに来たときもこれを食べて、ピーマンかと思ってチリペッパーをかじり、ひどい目にあったが、今回もやってしまった。

朝、会社の裏手のDeliで、サンドイッチを買って出社。何を聞かれてるのか、どう頼めばいいのかよくわからないので、同僚のJasonにサンドイッチの頼み方を質問した。「サンドイッチってどう注文してる?」

パンの種類を言って、それから中に入れるもの、たとえば「ハムandチーズ」、そして"everything"って言えばいいと思うよ。何か嫌いなものがあれば、それだけ抜いてもらえばいい。

なるほど、「それから?」って聞かれるたびに、一つずつ指差してたから大変だったんだ。明日からは、「このパンに、このチーズとこのチーズ、あとeverything、ただしマスタード抜きで」と頼むことにしよう。パンの種類(4,5種類)とチーズの名前(4,5種類)をわかってて口で言えるともっといいんだけど。毎朝white breadにcheddarだけじゃ飽きてくるし、指差すよりは口で言えたほうが早い。

昼休み、食事に出ようとするところで、誰かに方を叩かれた。誰だろうと振り返ったら、一つ上の階の住人、Loriだった。「ハーイakky、ついに会えたわね」。同じビルで仕事してるというのは聞いてたけど。

今使っているシャンプーは、ここにきて初めて買ったものだが、名前がすごい。"Melon, Cucumber and Vitamin E"。というわけで、メロンとキュウリとビタミンEが入っている。色は半透明の鮮やかな黄緑、ふたを開けただけで、メロンのつもりらしい人工臭がぷ〜んとしてくる。だって安かったんだもの。他のシャンプーが300mlぐらいで$4のところ、これだけ$2だったから。ようするにあれだ、失敗作で売れ残ったんだろうな。そして、こだわらないにもほどがある自分って。。。

夜9時、Ericと彼の二人の弟と4人で車に乗り、RichimondのKorean BBQへ。入ってから焼肉だと気づいた。昨日も食ったけどまあいいか。カルビとブルコギと、ソウルで覚えた「サムギョプサル」あるか? と聞いたらあるというのでそれを頼む。

6時に仕事をきりあげて、社長夫妻とPackbell Stadiumへ。MUNIのNラインは球場へ向かう人でいっぱい。東京に比べたらまだまだ余裕があるんだけど、他の人とくっつくほど混むというのはアメリカ人にはめずらしい経験らしく、まわりではワーオとか言ってる。

小雨のぱらつく中、球場に到着。数年前に街中に出来たこの球場は、あえて4万人台の規模に抑えて、ライト側にはほとんど席をつくらず、ライト場外のホームランがベイに飛び込む、という設計になっている。

対戦相手はドジャース、先発は野茂だ。新庄は5分の打率しかないけど1番で先発。なんでも一試合$8000(!)もするスイート席が日本の旅行社の買占め攻勢にあっているそうで、営業を考えるとしょうがないのかも。美技は見せてくれたが、満塁のチャンスに凡退するなど、いちばんつらいのは新庄自身だろうな。

開幕6連勝だったジャイアンツは、いいところなく0点負け。ジャイアンツファンの社長は残念そうだったが、僕は、ひさしぶりに生の野茂を見られ、彼が勝ったのでよかった。7回の歌も始めて生で見た、というか参加できたし。

Ericの変わりの採用面接。今日は朝から夕方まで5人。5年前に同じプロジェクトで仕事をしていたフィリピン人がいてびっくりした。といっても、世界中で300人ぐらいの規模の仕事だったので、面識はないんだけど。僕はイギリスでの仕事だったし。彼は日本にも出張で行ったことがあるそうな。肝心の技能がいまいち、というか5人中最低だったのは、あんなプロジェクトに関わっていたからか? とか自分のことを棚に上げてみたり。

面接の後、それぞれの候補者について話し合うんだが、Jasonが「彼は自分の知らないことになるとBSを連発してた」と言うので、「BSって何?」と聞くと、僕がその言葉を知らないのが面白かったのか、笑われてしまった。「Bull Shitだよ」だそうだ。役に立たないたわごと、ぐらいの意味になるのかな。

あと、知らないことを聞かれたときに、自分の知ってることに無理矢理話を変えて大演説をする人がいたが、こういう演説のことをspielというみたい。

採用面接の続き。今日は3人。今日は3人中3人とも当たり。うち二人は自分よりできると思う。自分の部下の採用面接でこんなの来ちゃって。と思うが、仕事できるに越したことはない。昨日の一番候補とあわせた3人に連絡を取ってもらうことにした。

ホワイトボードに、全候補者の技術レベルや人柄、得意分野やダメなところなど、比較表を作って相談したんだけど、僕がある欄に◎とか×とか△とか書いたら、まったく伝わらなかった。◎がよくて、△が中間、なんていうのは、日本でしか通用しない話だったのか。そういえばイギリスでも使ったことないかも。

最初の夜に連れて行ったもらったChung King飯店へ。苦いメロンと牛肉の炒め物食べるか? と聞かれたので、頼む。実際苦かった。メロンという説明だったが、漢字メニューでは凍瓜だった。ゴーヤかなあ?

昼は点心。こないだと同じ店。腹いっぱい食べて一人$6。英語通じなくてあまりきれいでもないけど、僕はここの点心大好きだ。

やっと電話を申し込んだ。ずっと仕事ばっかりしてたし、携帯もあるのであまり強い必要性を感じてなかった。じつは、先週一度英語の受付に申し込んだら、「まず部屋のジャックに電話機挿してみろ」と言われ、Chrisに借りた電話機を挿したけど反応がなかったので、そのままほおっておいたんだった。Pacific Bellの日本語サービス番号というのにかけると、手続きもろもろで20分ぐらいはかかったけど、DSLと一緒に申し込みはできた。

やはりというか、本人確認がないと電話はひけないということなので、パスポートのコピーを送らなければならない。11Fにある文房具屋へ。店番のじいさんにパスポートのコピーを取ってもらい、今聞いたばかりの電話番号と氏名を書き込んで、教えられた番号にファックスした。

昨日と同じだけど、Chung King飯店へ。最初の晩に連れてきてもらったときと同じ、オイスターと豆苗と滑たまご(又の下に虫)、あと、にがうりとリブを炒めたもの。Ericに連れて行ってもらったどの店もおいしかったけど、この店が一番かな。これまでありがとうということと、これからがんばってということで彼に奢って、バス停からバスに乗る彼を見送った。

朝遅く起きて、洗濯。洗濯が終わったあと、ノートPCを持って屋上へあがる。今日も快晴だ。他のアパートの屋上にも、ビーチチェアに寝そべって読書したりしてる人が見える。遠くのベイには無数のヨットが浮かんでいる。僕ものんびりできたらいいのになあ、と思いつつ、締め切りを過ぎた書き物にいそしむ。屋上には電源がないし、日光で液晶を一番明るくしないと読めないので、屋上での作業は2時間も持たないのが残念だ。

今日も執筆作業。昨日屋上でTシャツの肩口をまくりあげていたんだが、そこがまっかになって熱い。あんな短時間だが日焼けしてしまったようだ。シャツが擦れて痛い。

夕方、仕事が心配で会社へ行ってしまう。

先週の採用面接の第一候補が、もう今日から来てくれている。僕より経験の長い人で、僕よりいろんな事を知っているようだ。給料安くて、僕なんかの下で申し訳ない気になる。でも、これでなんとか仕事が進められそうだ。一安心。技術は負けてても、バイリンガルというのも僕の能力のうちなんだから、と自分をなぐさめた。ぐっすん。

昼、近くの地下フードコートでベトナム料理。チャーハンの上に煮込んだ牛肉で$4.30

今日はカウンターのあるベトナム料理屋で2度目の挑戦。おばさんの英語がむちゃくちゃわかりずらい。メニューをみて、Bun Riu(蝦蟹肉湯粉)とゆーのを注文すると、まず、飲み物は要るか聞かれた。水でいい、と答える。その次、なんとかスパイス? と聞かれたが、これをわからないのにわかったふりして、ああおねがい、とか答えてしまった。

どこが蝦で蟹かわからんけど、赤いスープに細切りソーセージ、油揚げ、ひき肉のいためたものが浮いたどんぶりが出てきた。下には米の麺。さらに、ベトナム料理屋でおなじみの、もやし、葉っぱ、緑トウガラシ、レモンのセットが出てきた。メニューでは$3.6だったので税金たしても$4ぐらいかと思っていたら、$5.7と言われた。どうも葉っぱセットはオプションだったようだ。小銭を総動員して払ったが、手元の残りが24セント、という極めて危険な状態だった。あぶないあぶない。

今日のお昼は、中近東料理という看板のある店で、持ち帰りでFalafel Deluxeというのを買ってきて食べた。Falafelというのは、いろんな野菜を練ったものを揚げたものらしい。それを、薄皮のパン生地で他の野菜と一緒に巻いて、オーブンで焼いたものだった。値段は$4.34。

Falafel Deluxeというのはこの料理の名前ってわけじゃなく、中身を言ってるだけみたい。この料理自身はなんていうのかな。外から見るとブリトーそっくりだ。中近東とメキシコでよく似た料理ということは、スペインが接点なんだろうか。

新しい部下が、僕よりも仕事の進め方をちゃんとわかっているようで、ちょっとへこむ。だからといって、自分より確実にできない人を採用する、なんてことは僕にはできないけど。がんばって追いつこう。

午後、別のある分野では彼がほとんど何も知らないことが判明した。ここまで知らなくていいのか、というぐらい徹底的に知らないみたいだが、今までよく避けて通ってきたなと驚く。人にはそれぞれ得意分野があるということで、ちょっと救われた気に。お互いの得意なところを生かして、助け合っていけばいいのさ。

夜は雨が降ってたので、バスに乗って帰ってきてしまった。チャイナタウンを通過したため、バス停からまっすぐ家に戻り、冷凍おかずをあっためて食べた。

朝は会社のビルの1階のLee's Deliというデリで、サンドイッチを買ったりしていたんだが、この前ここで同僚のJulieに会った。

「お前はなにを買ったんだ?」と聞かれたので「チーズサンドイッチ」というと、変な顔をするのでなにがおかしいか聞いたら、朝からランチに食べるようなものを食べるから、という。じゃあJulieは何を買ったのか、と聞くと、クリームチーズベーグルだという。

ということで、今回ベーグルコーナーを試してみた。プレインベーグルとピーナッツバター、パピーシードベーグルとクリームチーズの二つを買ってみた。実際、サンドイッチと同じで、どんな種類があるか知らないから、注文できるものが限定されてしまう。チーズもピーナッツバターもかなり厚く塗られて、かなりヘビーだった。

Chrisにスクリュードライバーを貸してもらう。プラスのやつ、と言ったあと、ひょっとして、と思い、「僕らこれをプラス、マイナスって言うんだけど、もしかして違う?」と聞いた。Chrisは、プラスドライバーのことは"Phillips"と言うんだという。「なぜにPhillips?」と聞いたけど、さあ、理由はわからない、ということだ。

じゃあマイナスは? と聞いたけど、マイナスの方の言い方は知らない。いつも、Phillipsかそうじゃないほう、で区別している、ということだ。プラスとマイナス、というのには感心してた。なるほどねぇ、だってさ。

朝9時半に起きる。もうChrisはいない。テレビをつけたらNFLのドラフト会議をやっていたので、ちょっと見てみるが、一人指名するのに15分の時間があるらしく、テレビ的には「視聴者の投票する、Lionsは彼を指名すべき」とか、指名された選手の実家の中継とかやっている。一巡目だけでも半日以上やってることになる。

30番のバス。いつもとは逆方向に乗ってみる。一ヶ月フリーパスだからどこにでも行ける。西に向かって、どこまでも同じような街中をひたすら走る。途中、公園の中のテニスコート発見。やがて、ここで終点だ、といって降ろされた。

地図によれば、終点はMarina地区の西のはずれ。1ブロック西に行くと大きな公園だが、今日は北へ。すぐに湾沿いに出る。マリーナがあって、海岸沿いの遊歩道はジョギングをしてる人や犬の散歩をしている人でいっぱいだ。東に向かってひたすら歩く。途中、人工っぽいが短いビーチも通った。

フィッシャーマンズワーフに到着。埠頭の先のほうに、シーライオンが何十頭も寝ている固定いかだのような場所があり、観光客がそれを眺めている。何年か前から住み着いているらしい。ピア39には、10年前に来たNFLショップがまだあった。新庄のレプリカユニフォームがでかでかとかけられている。丸いパンの中身をくりぬいたものに、名物クラムチャウダーを盛ったものを$5.40で買って食べる。食べにくい。

屋上で布団を干す。取り込みにいったとき、1Fの住人Nicoleが日光浴していた。小学校(3rd grade)の教師らしい。

昼過ぎ、バスで会社へ。30番にのるが、このバスは中華街を抜けるときに満員になる。

会社の裏手のBanana Boatというタイ料理屋で昼飯。Gang Keawという緑のカレー。豚肉を選択。mildにしてくれと頼んだが $8.15にチップ.75。ひとりで給仕される店に入ると、15%だとコインだけになるけど、これはどうみればいいんだろう。安い店ならチップも10%でいいとEricは言っていたが。

日本から同僚が出張してきた。彼は僕が転職してくる数ヶ月前に入社したらしいんだが、できる人物である。日本を遠く離れて日本と仕事をしなければならない僕にとって、頼りになる人でもある。苦労をていよく押し付けてるともいうか。

うちのアメリカ人達は同僚と晩飯に行ったりはしないので、社長と日本人3人で、アメリカ料理を食べに行った。僕らはもう食事の量がどんなものかわかってるので、3人で2皿という賢明な注文をした。んだが、うっかりデザートを頼んだら、ショートケーキといいつつ日本のやつの3倍

電話工事。フィリピン系の兄ちゃん。

階下の配線盤に案内して試してもらったけど、僕の部屋につながるラインがない。フラットに戻って、探知機で壁を追っかけていくと、冷蔵庫の裏につきあたった。二人で冷蔵庫を移動すると、そこに配線の分岐が。

Chrisの仕事部屋のソケットと、僕の部屋のソケットは2択になっているということがわかったので、これを切り替えてもらうことで、部屋の電話が開通した。この兄ちゃんの作業代が$120なんだけど、まあしょうがないかというところ。

今日はオークランドアスレチックスの試合を。東京からの出張者を歓迎する意味も込めて。ジャイアンツはロードで不在なので代わりにA'sを。5時過ぎにもう会社を出て、社長の奥さんの運転する車で1時間ほど走る。ベイブリッジを渡り、オークランド市街をぬけ、Network Associates Stadiumに到着。ここもコンピュータ会社の名前付き球場になっちゃってるんだね。こちらは郊外型なので、Pacbell球場と違い、球場のまわりはだだっ広い駐車場が続く。駐車場でバーベキューする人達も、テレビでよくみるおなじみの光景だ。

相手はヤンキース。ジェイソンとジェレミーのジアンビー兄弟対決。ジェイソンジアンビーは去年までオークランドの選手だったので、彼に対するブーイングがすごい。それにも負けず活躍していたけどね。乱打戦だったが今日も8対5で負け。みんな悔しがってたが、長年の日ハムファンとしては2試合連続で負けた程度ではどうということもないね。(泣)

試合が終わって出口に向かうとき、やたらと警官が配備されているので、さすがオークランドだなあ、と思った。しかし、この球場の横にはゴールデンステート ウォリアーズの球場もあるので、秋にはバスケを見に来たいものだ。

DSLモデムが到着した。さっそく電話線に挿し、ソフトをインストール。簡単にネットにつながった。これでやっと日記が再開できる。

出張で東京から来ていた同僚の最終日。一日ぐらい土日があって観光していってもらえると良かったんだけど、金曜の朝の飛行機で帰る予定。North Beachまで来てイタリアンレストランでスパゲッティとリゾットを食べた。二人で$40。店の親父はイタリア語訛りがすごい、つーかところどころイタリア語で話してるやんけ。

「島唄」のアルゼンチン版というのがあって、これを聴く機会があったんだが、かなりカッコイイ。てっきりスペイン語で歌ってるのかと思ったら、日本語なのだ。completaバージョンということで、10分近いアレンジ。イントロはEW&F、そのあとオリジナルに近い感じ、途中ボヘミアンラプソディ風の泣きのギターからCherのBelieve風(styx風とも言うか?)、トランス風(? よくわからんけど)で三味線で締め。おもしろい。

朝起きるとChrisが荷物をリビングに積んでいる。要らなくなったものを貧しい人にあげるんだそうだ。Good Willという団体に寄付するらしい。アメリカっぽい話だ。荷物を車に積むというので、半分手伝った。

Chrisに5月分の家賃をチェックで渡す。入居前のメールで、一ヶ月は試験的に住んでみて、合わなければ出て行ってもらうかも、という話があったので、「もし僕がここに住みつづけていいんだったら、だけど」と言ったら、もちろん。と言われた。そうだよね。めったに家にいないフラットメートというのは得がたい人材だと思うもの。これでもう少し明るくて面白ければ最高だろうけど。

4時頃、SJから友人が来たので、Marinaにある公園に行ってテニスをする。ひさしぶりのテニスだ。すぐにへろへろになる。2面あるが、片方は空いていて、もう一面もカップルが使ってたがすぐにいなくなった。隣のバスケットコートは、15人ぐらいが交代でバスケしている。こんな天気のいい日の週末に無料のコートが埋まらないなんて、テニスはアメリカじゃ人気ないのかな。おかげで助かるけど。

Geary street-4th ave近くの韓国料理屋Brotherへ、以前社長と行ったのはBrother2で、今日はもう一軒の、おそらくお兄さんのほうがやっている(らしいよ)ほう。2ブロックしか離れていないけど。Karu BiとBul Ko Giで二人で$46。ちょっと高いような気もするが、食べ放題並に出てくるからこんなもんか。

昼頃、腹が減ってふらふらになったので食事に。Broadway、いつものGrand Riverの隣、興隆小館(Hing Lung Restaurant)に入る。ここは2度目。ランチメニューが8つあったので、パンのフライがなんたら、というのを頼む。「それだけか?」と店のおばさんに言われた。料理がきてみたら、たしかにこれでは足りなさそう。揚げパンのまわりに、ワンタンの皮みたいなのを巻いて蒸したようなものに、醤油みたいなソースがかかって出てきた。味は悪くない、腹5分ってとこかな。

Broadway-Stocktonの近く、理髪店が何軒もあるところの一軒に入る。案の定、英語がほとんど通じない。客も中国系ばかりのようだ。店はすいてたので、待つ必要はない。40歳ぐらいのおじさんに、シャンプーするかと聞かれてうんと答え、まず奥のシャンプー椅子へ。上向きに寝てシャンプー。その後カット用の椅子に移動して、さてどう説明すべっか。

写真がないか、と聞いたら、いろんな髪型のサンプルが載った本を渡してくれた。刈り上げばりばりの短髪を指して「これ」と言うと、おじさんじっとこっちを見る。な、なんだよ。「ほんとうにこれでいいのか?(たぶん。英語と中国語のちゃんぽんらしいが)」どういうことだろう。難しい髪型だとは思えないけど。おじさんが、同じページの他の短髪サンプルを指して、「これはどうだ?(たぶん)」というので、まあいいか、と思い「じゃあそれで」と言う。

最初にバリカンを使って、しあげがハサミ。10分ぐらいいか。床に落としたクシをそのまま使われた以外は、特に問題ないかな、下手ということもないし。最後に「これでいいか」みたいに聞かれたけど、あまりこだわりもないのでいいと答え、席を立った。「いくら?」と聞くと「10ドル」というので、$20札を渡す。チップ取るのかな、と迷ってたら、ちゃんとお釣りを$5+$1x5でくれたので、チップが要るんだ、と判明。お釣りから$2渡した。

店の窓に映る自分を見てみたけど、まあどうってことない髪形だと思う。もっと中国人っぽい髪型でもおもしろかったのに。

仕事してたら11時半になった。いかん。これじゃ日本にいたときと変わらないじゃないか。サンフランシスコは比較的安全とはいえ、こんな時間に帰宅するのもよろしくないし。

どう考えても働きすぎだ。日本じゃまわりがこんな感じだったけど、アメリカだと6時前後にだいたいは帰っちゃうし、異常かも。仕事が多すぎるんだ。

昼は地下アジアンフードコートでフィリピン料理。ごはんに、豚肉をこげ茶色ソースで煮たもの、あと丸い野菜オムレツ。$5.40

夜は会社の近くの地中海料理屋で、茄子の焼きブリトー(正式名称がわからん)。

今日も帰宅したら12時。これはちょっとひどい。なにか対策を考えないと。