オフィスのお湯サーバのお湯が尽きた。人が増えたので水の減りが早くなっているようだ。明日替えの(巨大)ボトル群が来る。

昼、Washington streetのWashinton Restaurantへ。海南鶏飯を食べる。$7。まあまあ。でも、シンガポールで食べたようなおいしいのに、なかなか会えないなあ。

夜はSubwayへ。夜はほとんどのお店が閉まるので選択肢が少ない。セットを頼んだ。セットにChipsと書いてあるので、うっかりポテトが出てくると思いレジで待っていたが、サンドイッチと飲み物しかくれない。チップスは? と聞いたら、横の棚にあるポテトチップスを指され、どれでも取ってと言われた。そうでした。チップスはポテトチップスでした。(イギリス英語のチップスがアメリカ英語のフレンチフライ)

後日談。フィッシュアンドチップスのことを、フィッシュアンドフライズと書いてる店もあることがわかった。

昼は地下フードコートでタイ料理。豚肉とナッツ甘酸炒め。夜は、あれ? タイ料理屋で豚肉とたけのこのカレー。そうか、どっちもタイ料理か。疲れてんのかな。

11時半に会社を出て、バス停についたときには30番が発車していくところだった。しょうがないのですぐ次に来た3番に乗ってPowel st.まで。バスから降りたところでちょうどケーブルカーが通り過ぎていった。ダム!

ケーブルカー沿いを歩く。急坂だ。急じゃなければケーブルカーじゃなくてバス路線になってるだろうからあたりまえか。結局途中で次のケーブルカーが来たので、それに乗って家に着いた。

部屋にはいったら、布団とパジャマがきちんと畳んである。おや? と思ったが、たぶんChrisが言ってた、掃除の人が来たのだろう。床もなんかきれいだし。風呂トイレもピカピカになってた。日本で自分の家の掃除を外に頼むという発想はなかなかでないけど、これはこれで楽かも。ハウスクリーナーへの報酬はChris持ちだということだし。

金曜ぐらい深夜まで働くのはやめようということで、夕方Ericに電話してみる。特に予定はないというので、飯食いに行こうと誘った。8時頃車でオフィスに来てくれたので、Richmondへ。Geary&21st ave.のlucky fortuneという中華料理屋で、あさりのオイスターソース炒め、塩漬け魚と茄子のクレイポット、地鶏の蒸したのと豆苗を食べる。スープとデザート(タピオカ入り汁粉)が無料サービスで、二人で$37。

Ericの新しい職場での様子などを聞く。政府関係の仕事なので、くだらない書類書きが多くてたいへんだという。研究系ということで、うちの会社よりさらにプロセスというものがないそうだ。各人がそれぞれ好きなことをやっているということだそうで、うらやましい気もする。

Chrisが何か買ってきた。棚板らしい。僕のバスルームにつけるとのこと。そういえば壁に穴が開いていた。L字型の金具は使えるんだけど、棚板のほうは腐ってたので、ペンキを塗る前に外して捨てたそうな。

もちろん僕も手伝う。壁の穴にはプラスチックのネジ受けを差し込んで、棚板には錐で穴をあけ、ネジで留める。立派な3段の棚ができた。これで着替えやドライヤーを置く場所ができた。

洗濯などして一日だらだらと過ごす。夕方、ハブを買いに行こうとケーブルカーに乗り終点まで。しかし、日曜の6時すぎはほとんどの店が閉まっていた。しかたないので、開いてたタイ料理屋でチャーハン$7.45を食べて帰った。

友達が今週出張でサンホゼに来るというメールをもらった。しかし、かなり山のほうらしく、おたがい車もないのでどうやって会ったものやら。

DCカードから封書。やっとクレジットカード来たかと思ったが、カードが入ってる様子がない。どうしてだろう、と開けてみる。なんと、カードの審査に落ちました、という手紙だった。がーん。そりゃアメリカじゃなんの実績もないけど、そりゃ日本の住宅ローンの額をばか正直に申告したけど、それなりに稼いでると思ったのに、こりゃひど〜い。

このまま日本から持ってきた円建てのクレジットカードだけで生きていくのかあ。カードで買い物するたびに為替手数料を払いつづけるのかー。嫌過ぎ。

夜ごはんはチャイナタウンへ。今日はBroadwayを挟んで、Grand Riverと反対側にある店に入ってみた。ここも入口のショーケースではケーキやパンを売っている。店もトーストなど軽食中心のようだが、カレーやゴハンものもあった。Baked Ox Tongue over riceつーのを頼む。Bakedは時間かかるよ、と書いてあり、実際中華にしては時間かかった、といっても20分ぐらいか。金属製のカレー皿みたいなやつに、卵チャーハン、上に分厚い牛タンが4,5枚のり、オレンジのソースがかかったものがそのまま焼かれているやつ。これはなかなかうまかった。例によって同じ味が続くので単調だったけど。それに野菜がかけらも入ってない。

家について玄関の鍵を開けようとしてたら、後ろから老婦人に声をかけられた。Chrisのお母さんだった。そういえば今日から週末まで泊まるという話だった。Jennyというらしい。

昼は地下アジアフードコート。唯一試してなかった日本料理 Teriyaki Ichiban #2 を試す。#2があるからにはどこかに一号店もあるのだろうな。

Teriyaki-don、Beef-don、Chicken-donなどあったが、U-donを頼んだ。どうも "U"というのがうどんのことだと思われているようで。店の兄ちゃんはアジア系 だがうどんの発音は日本人っぽくなかった。たぶん中華系。

まず小皿に天ぷらが出てきた。天ぷらうどんだったのね。うどん自身は日本のう どんと同じような食器で出てきた。かまぼこと薄切りゆで卵、ほうれん草とネギ がのっている。つゆは真っ黒ではなかった。あと、マックでくれるケチャップみ たいな小袋に入った唐辛子、プラスチック容器に入った天ぷらのつゆ。天ぷらう どんに天つゆは不要だろう、と思ったが。

麺にコシがなく、つゆがちょっと甘い以外は、問題ない。日本でももっとまずい うどんはたくさんある。天ぷらはじゃがいも、にんじん、なす、いんげん、ブ ロッコリー。ん、ブロッコリーの天ぷら? まあいいか。なすの天ぷらはうれしい ねえ、といいつつかじったら、なすじゃなくてきゅうりだった。きゅうりの天ぷ ら。。。

朝。会社行くときより早く起きて、ケーブルカーでレンタカー屋へ。予約番号を告げると、あっさり借りられた。国際免許でも何の問題もないみたい。保険の種類がたくさんあって、どれを買うか選ぶ。保険の説明も日本語の紙が出てきた。外国人慣れしているんだろう。MarcuryというブランドのSeleaという車。どこの系列かわからないけど、とてもコンパクトカーとは思えない。大きいし内装も立派だ。ナビは$8で追加したものだけど、クルーズコントロールとかCDチェンジャーもついている。

あっさりレンタカー屋を出る。まず道端に止めて、カーナビの設定。一体型でゲームボーイよりちょっと大きい程度のもの。地図の表示は日本のカーナビほど大きくも綺麗でもないけど、曲がるところを音声で指示されるので十分か。さっそく出発。

途中、ハイウェイをいくつか乗り換えて、Santa Cruz郊外の山中についたのは1時間40分後。カーナビの指示に沿わない出口から出たりという間違いが2,3度あったけど、カーナビなしではとても来られなかっただろうなと思う。

友達の滞在するホテルへ。こんな田舎に、と思うような豪華なホテルだが、このへんはリゾート地らしい。出張先の会社も外から見学する。山の中にある大きな3,4階建ての八角形のビル。数千人働いているという。

車に乗って、1番近い観光地Santa Cruzに向かう。町の中心らしいところを抜けて、桟橋に入っていく。桟橋の上に駐車場があり、そこに止めて横の店で昼食。海岸沿いの遊園地で、空中ゴンドラに乗る。ゆっくりした乗り物だが、足の下が数十メートルなにもなく、その下はコンクリートというのは怖かった。あれ、ケーブルが外れたら死ぬな。遊園地の中のゲームセンターは巨大で、しかも日本では絶対残らないふるいゲームが大切に使われていて面白かった。ディフェンダーとかカンガルーとかあるんだもの。DDRを3人で遊んでいる子供が、手とか逆立ちとか、ゲーム自体と関係のない振りをたくさん作って、ギャラリーを沸かせていたのが面白かった。

その後、せっかくだからと、Montreyまで足を伸ばすことに。まったいらな道を1時間走ると、Montreyに到着。ここもフィッシャーマンズワーフがメインで、ようするにSanta Cruzと大差ない。夕食を取ることにした。

ロブスターを食べたい、ということで、店頭のメニューを見るが、どの店もロブスターのメニューは"Market Price"としか書いてない。時価ってやつか。一軒で、店の前にいた定員にその時価を尋ねたら、$49.99だった。やめやめ。

ふつうのシーフードを普通においしく食べ、レンタカーを店が閉まる前に返さないといけないので、来た道を戻ることに。途中のホテルで友達を降ろし、ハイウェイをサンフランシスコへ。

閉店20分前ぐらいに店に戻れるかと思ったが、市内はナビの荒い案内では思った方向に行けず、結局近くからは自力で通りの名前を読んでなんとか到着。閉店5分前だった。走行距離は261マイル。保険だなんだで、$100以上かかった。

社長と日本からの偉い人と夕食。

僕が1番気に入っている江南飯店へ行ったが、列が出来てる。しかたなく隣の湖南又一村という店に。入った瞬間、白人だらけでほとんどアジア系がいないので、Ericの言うニセ中華かと心配になったが、選んだものが良かったのかそれほど不満なく食べられた。

明日出張中の友達と会う件は、車がないと行くのが不可能に近い場所なので、僕がレンタカーを借りることにした。こちらの免許は持ってないので、国際免許になる。hertzのウェブサイトから予約を入れ、1番近そうなMason Street店で借りることにした。

社長と日本からの偉い人と夕食。ユニオンスクウェア近くの日本料理。ホテルの中にある店で、見ただけで高そう。社長が日本料理好きなのでしかたがない。

3人とも飲まないという珍しい組み合わせ。しかし、やきとりや変な寿司、カミカゼロールやロックンロール(!)を頼んで一人$30。

日本からのお客とジャイアンツ戦へ。相手はフロリダ マーリンズ。

5対2で8回と、かなり優勢な状態ではあったが、新庄の満塁ホームランが飛び出し、ホーム球場は総立ちで拍手状態。お客さんも喜んでいた。

荷物を置いてきたので会社に戻ったが、気になっていた仕事をつい再開してしまう。夜中の2時は過去最長残業。

夜中の2時は夜12時より人通りが多いことが判明。2時に酒場が閉まるからだな。タクシー拾うのがたいへんみたいで、道によっぱらいがあふれている。

30番のバスでカルトレインの駅へ。2時間半かけて出張先から遊びに来た友達を迎える。

観光全般ということだが、特に行きたいところというのもないようなので、とりあえずPacbell球場を見せる。試合が見たいというのでチケット売り場に並ぶ。$10の外野、$19の3階席から3階席を選ぶ。

試合は、ボンズの場外ホームランが2本も出ての大勝。

気分よく、ネット経由で予約したホテルへ向かう。Market streetをずっと西に行ったところで、バストイレ共同で一泊$77。ホテルはこじんまりしたところで、店番のおっさんに予約番号を告げると、部屋はないと言う。ホテル予約できてなかった。

このおっさんの話によれば、ネットの予約サイトがファックスで友達の予約を送って来たが、入れ違いで部屋が埋まってしまっていたので、部屋はないという連絡を入れた。しかし、ウェブサイトのほうは処理を進め、クレジットカードからも引き落とし、予約完了のメールを友達に入れている。困ったものだ。

しかし、スペイン語なまりのつよいこのおっさんが、電話帳からいろんなホテルにかけてくれて、なんと一泊$45のところを見つけてくれた。さらに遠くなるけど。ということで、そのホテル(Twin Peak Hotel)へ。バストイレ共同だが、部屋にシンクやテレビもあるし、値段がいいのでかえって良かったぐらいか。

muniのFラインに乗り、ダウンタウンを越えてフィッシャーマンズワーフへ。その後ケーブルカーで中華街に戻り、おすすめの店で夕食。Ericに教わった、英語メニューにはない料理を頼んだ。友達はかなり満足した様子。

早朝待ち合わせの約束だったが、朝起きたらすでに時刻を過ぎていた。速攻で家を出てケーブルカーにのり、Powel stationへ。60分遅刻の8:00。そのまま2ブロック南の通りへ。すでに大勢の人が走っている。今日は市民マラソン大会 San Francisco Bay to Breakers なのだ。

珍しく小雨が降る中、7万人の参加者が、半島の東端から西端まで12kmを走るというこの市民マラソン。僕は知らなかったが会社の同僚達が教えてくれた。

なんで早起きして市民マラソンを見に来たか。変態と寛容の街SFらしく、仮装マラソンでもあるからだ。真面目に走ってる人もいるんだが、2,3割の人は思い思いの仮装をして走っている。あと、ヌードで走る人もちらほらと。いちおう法律違反らしいんだけど、全裸で走るランナーもたくさんいた。だいたいはおっさんで、見たくないものを見せられてしまうわけだが。

30分ほどみていたけど、ランナーの波が途切れないのと、雨が強くなってきたので避難してアメリカンな朝食を食べた。

雨がやまないので、Macy'sやCompUSA、本屋などをまわって時間をつぶす。思ったほど観光で見せるところも思い浮かばなかったし。

ダウンタウンから、ケーブルカーにのってVan Ness streetの終点まで。そこにあったステーキ屋に入ったところ、これが高級店で、ステーキだけで$33とかいうとんでもない値段。入ってしまったものはしょうがない。さすがに大きくてうまかったんだけど、こんな高価な昼食は、これまで取ったことがないかも。

なんだか異常に疲れてしまったため、3時には友達をカルトレインの駅まで送って返してしまった。彼がホテルに帰るのに2時間以上かかるというのもあるが。

朝、Chrisが話があるという。昨晩話そうと思ったけど、いつものことだけど寝るまで帰ってこなかったから、と。いったいなんだろう、と思ったら、フラットを買ったのでここを出て行くとのこと。

で、いつ出て行くの、と聞くと、6月22日だって。これが一ヶ月前通知というわけ。申しわけなさそうにしていたし、なんでも頼んでくれていいとは言ってくれたが、入って3ヶ月で次を探すことになってしまった。

「私の契約を引き継ぐという手もあるけど」、と言われたけど、これはいろいろ難しいかもしれない。別契約になるので、値上げは必至だし。又貸しとは言え、こっちで貸すほうにまわる自信はないよ。借りるだけの人と貸すほうの人では、しないといけない作業も責任も違うし。

今の部屋を見つけたときと同じ方法、つまりネットで、部屋を探す。シェアの募集だけで一日百件以上出ているので、何でもよければ見つけるのは簡単だろう。地域や家賃、相手側が求めている条件などをチェックして、メールを送るという作業を10件ほどやった。

これを、会社から11時過ぎに帰ってやってるのだから、他に何もできやしない。幸い今週末は祝日で三連休なので、そこでなんとか目星をつけたい。

その後も、さらに数通のフラットシェアへの問い合わせメールを送ったが、あまりいい結果ではない。ほとんど返事がないのだ。すでに部屋は埋まったという断りのメールが一通、部屋を見せるよ、というのは二通。以上。あとはぜーんぶ返事なし。

手間を省くために、僕のほうはかなり細かいことまで書いたので、それを読んで合わないと思われたのかもしれないなあ。僕自身はこれまで、かならず返事は出していたと思うんだけど、こちらは返事は来なくても普通なのかも、という感触。日本と違って広告に対する募集の量がとても多いのかもしれないなあ。

新しく日本から来た同僚がNorth Beachに遊びに来てくれたので案内。僕の部屋とアパート屋上からの眺めを見せたら感激していた。このビューが見られなくなるのはとても惜しいことだ。

North Beachに住んでいるくせに食事はもっぱらチャイナタウンなので、あまり店はわからないが、メインのColumbus St.の適当なイタリア料理屋で、GnokkiとBlue Cheeseピザを食べた。ピザがおいしい。昼間っから二人で$36かかってしまったけど。

マイケルという40歳ぐらいの男性。ここの住所を見てびっくりしたけど、今住んでいるところと1ブロックしか離れてない。歩いて4,50秒ぐらい。

道に面さず、ちょっと奥まったところに入っていく。低いところのビルの1階なので、ちょっと心配したが、隣が幼稚園の空き地みたいなところなので、日の光は入ってくる。3部屋あるようだが、一部屋は物置になっている。Chrisもそうだけど、3部屋あるのに3人で住もうとは思わないんだなあ。

部屋自体は滅茶苦茶小さい。ベッドと机でおしまいになりそうだ。また、マイケルの部屋と隣り合っている。マイケルからのメールでは、週に2,3回は彼女が泊まりにくるからと書いてあったので、大丈夫かいな、と思った。

ただ、マイケル自身は物静かでいい人のようだ。明日も約束があるので、その場で取ることはしなかったし、彼のほうも他の見学者がいるそうなので、気に入ったとだけ伝えて帰ってきた。すべてが最高ということはないけど、今の家の2/3以下の家賃というのは助かる。

月曜だけど、メモリアルデーで祝日。戦争で死んだ人に思いを馳せる日らしい。

エピソードII(スターウォーズ)でも観に行こうかなと思ってEricに電話したら、昨晩観てしまったという。となると、無理に今日行かなくてもいいか、という気に。

3連休あってはじめて、洗濯その他もろもろをやった上で、空いた時間が出来た気がする。ずっと延ばしていた引越し挨拶メールを書いて、日本の友人達のメールアドレスを昔のメールから掘り出して、送った。

夜、会社を抜けて、部屋を見に行く。今日はNob Hillという、丘の上にあるフラットシェア。ケーブルカーで行こうと思ったら、ちょうど2ブロック先をケーブルカーが走っていて、追いつくのもたいへんだし、次を待つのも時間が空きすぎという状態。しかたなく歩く。

会社から7,8ブロックなので、今のところよりさらに近くなる。ただし、会社からは強烈な上りになる。バスじゃなくケーブルカーが走ってるからあたりまえだが。

約束の時間。アパートの前でベルを鳴らすが、返事がない。携帯に電話しても留守電。日でも間違えたかなあと困っていると、向こうから買い物袋を持った女性が謝りながら近づいてきた。Monicaという、40代半ばぐらいの小柄な女性。

最上階の4階に、旧式のエレベーターで上がる、2BR1BA(2LDK)の家。リビングは油絵の道具やギターなど、キッチンのシンクは皿が積まれていて、はっきりいって散らかっている。風呂も、いかにもお湯の出が悪そうな簡単なシャワー。だけど安いんだよねー。相場からは考えられない値段なのは、彼女がRentが高騰するより前からずっと借り続けているから。

それに、僕自身も、散らかってるほうが気が楽というのもある。一日考えるかと聞かれたが、このMonicaもいい人そうだし、その場で取ることに決めた。ただし、あと二人見に来る約束があるということで、僕のほうから、その二人に会ってから1番いいと思った人に決めてください、と言って帰ってきた。

Monicaから連絡がない。メールを出したらメールボックスがあふれてるとか言ってエラーがエラーが返ってくるし、電話しても留守電。あと二人見に来るけど、99%僕で間違いない、と言ってたのに。どうしたんだ。もっとナイスな見学者が現れたのか。それで断りにくくて連絡してこないのか。

先週見たMichaelの部屋を取れば良かったかなあ、あそこなら100mも離れてないし、車なしで引越し、、、は坂だからわからんけど、とにかく引越しも楽だったはず。でも正式にMonicaが断ってくれないと他に連絡もできないし。。。

夕方、Critical Massを観るために、オフィスをちょっと抜ける。クリティカル・マスについてはここにちょっと説明があったが、自転車乗りの権利を守り、自転車乗りに配慮した街づくりを主張して、「勝手に集まって勝手に走る」という、20年前にサンフランシスコで始まった運動である。そう、今や世界の大都市で行われているこの行事も、サンフランシスコが始まり。サンフランシスコでは、毎月最終金曜日の夕方に行われるらしいと聞いていた。

17:30出発だと思っていたが、ぜんぜん自転車が来ないので、Market St.をどんどん東へ歩いていく。Embarcaderoの広場で、ぽつぽつと自転車が集まっていた。しかし、100台ぐらいしかいない。

そのへんの人に聞いてみると、どうやら18:00開始らしい。しかも、かなりいいかげん(組織ではなく個人の集いだから)だそうで、実際に走り出したのは18:30も近かった。

各自が、家に向かって走る、だけなんだけど、数百台が並んで走るため、車の通行を止めるだけの行進になる。とはいえ、寒かったせいか3,400台ぐらいしか集まらなかったようで、あっというまに行進は途切れてしまった。ちょっと期待はずれ。