ベーグル6個$1.99 クリームチーズ$1.99 クリームチーズはphiladelphia。体に悪そう、と思いつつたっぷり塗って2つ食べる。

仕事が佳境に入ってきている。あと少しのがんばりだ。

そんな中、久しぶりに他の会社の人に応対したら、日本語なのにすっかり話すのがおっくうになってしまっていた。これは日本社会に復帰できないかも。喋る仕事はだめだろうなあ。昔は講師のバイトで鳴らしたのに。

朝、Monica が部屋をノックしてきた。開けたら僕の電動歯ブラシを渡してきて、「ひとつお願いがあるんだけど。これをキッチンで使わないでくれる? なんたらかんたら。。」

バスルーム(+洗面所)がMonicaの部屋の横だし、Monicaいつ寝てるのかよくわからないから、うるさくないようにとキッチンで歯を磨いてたんだけど、そっか、キッチンで歯を磨かれるのは好きじゃない人だったんだ、もっと早く言ってくれればいいのに、、、、ってオイッ! その後もごもごと、なんて言ってた? "It's been hard time for me..."

hard time とまで言うほど綺麗好きか? たしかに、歯は洗面所で磨け、って主張しておかしくない人もいるよ。けど、キッチンのシンクだって、Monica の使った皿や鍋が積み上がってて、食べ残しが異臭を放っていることばかり。料理をする気にもなれないし、(僕はこのフラットではほとんど料理してないので使ってない)ゴミ箱も中身があふれても捨てに行かず、蠅がたかったりしてるじゃないか。共用のリビングは Monica のガラクタで埋まりきってて、僕はリビングに入る気力すら起こらないし。そんな人に、なんで歯磨きごときでここまで言われないといかんのだ!

なんてことを、仕事中に何度も思い出してむかついてしまった。ま、シェアメイトに何か言われて一番気に障るのって、「自分のことを棚にあげられたとき」じゃないだろうかと思った。

某所でたまたま見つけた、「選挙に行ってもどうせなにも変わらない」という意見に反論してみる。

民主主義は過半数の人の意見で決まると単純に思っている人が多いが、51%の議席を確保した政党の、その中の過半数(26%)を取ればその政党を操作できる。さらにその派閥の過半数(13%)を取れば、派閥を、政党を、全体を好きに動かせることになる。ようは、「まわりの人みんながそう望んでいる」方向じゃなくても国は動かせるということ。

さらに、この「最初の100%」が、投票率の低下で真の有権者全体の40%とかになれば、13%x0.4で、だいたい5%の支援者を集めれば十分ということになる。

現在の政策に対して「まあ可もなく不可もなし、どうでもいいよ」と思う人がほとんどであっても、単に投票に行かないというのは、その5%を集めて自分達の好きな方向に国を動かしていこう人たち(こういう人たちは選挙に熱心で、必ず投票に行きく)を間接的に支持、応援しているのと同じことになる。

投票に行っても無駄とか、何もかわりっこない、とか言う論法や雰囲気は、投票に来ない人が多いと有利になる政党を利することになるわけだ。その政党は、そういった5%を取り込むために、忠誠心のある層(土木業界、農民、高齢者、特定の宗教の信者など)に有利な政策を約束している。農業政策や年金政策だけが国のふるえる権限ではもちろんないので、そこでは支持者にいい目を(投票への見返りとして)見させて、残りの分野を好きに動かす、と。

政党の政策内容や違いがわからないことを理由に選挙に行かない人が多いみたいだが、そういう人たちが「わからないなりに適当に選んで入れる」ということも、上のような「国を少数のまとまった人たちのいいなりにしない」というじゅうぶんな意味がある。

前の同僚 Eric とClemont st. の第二中華街で昼飯。こないだ会ったときに、実は5月に結婚していたことがわかった Eric だが、今日は、実は来年初めには娘が産まれるというのを聞いた。毎回びっくりだ。本人は独身時代とあまりに生活が変わっていくのでとまどっているそうな。彼自身中華系でしかも相手は客家らしいので、親戚がらみの行事やつきあいがとても煩雑らしい。

その Eric に、住居関係で新しい言葉を教わった。「このへんは in law が多いからね、そういうのだったらそれほど高くないよ」って言われたので聞き返したら説明してくれた。

1階とか半地下が駐車場になっている家が、サンフランシスコの西側の住宅地には多いが、あまりに高い家賃がもとで、この駐車場に住んでしまう人がけっこういるということ。駐車場といっても、上の階と同じだけの広さはあるので、車も2,3台入るし物置にもなる、そこに壁やらキッチンやらバスルームやらを追加して、一戸のフラットにしてしまうということだ。「そんなことしていいの?」「当然、違法だよ」

「でもなんで in law (義理。義理の母だと mother-in-law)なんだ?」「もともと、そんなとこにずっと住む人は昔はいなくて、親戚が来たときなんかに仮ベッドを置いて寝かせるような用途だったんだな。だから、親戚一般という意味で in law。そこから、地下の住まないところを改造した住居のことを、このへんでは in law って言うようになったのさ」

在米1年半にして、ついにクレジットカードを入手した。といっても、預金をして預金の範囲内で使えるクレジットカードで、真のクレジットカードではない。

最初来たときに、普通のカードの申請を2回拒絶されて嫌になり、そもそもカードを使う買い物もあまりしないので、日本から持ってきた円のカードだけで過ごしていたものだ。でもやはり、ドル建てのクレジットカードも持ってると便利なので、この預金式のカードを作ることにした。

この先だけど、このカードを使ってせっせと買い物し、毎月きちんと支払っていくと、クレジットヒストリーというのが出来てくる。各カード会社が、「こいつは毎月ちゃんと払ってまっせ」という報告をこのヒストリーを管理する会社に報告するわけ。

で、この後、あらたに普通のカードを申請したり、家借りたり、車や住宅のローンを申請したりすると、それらの会社が、申請者のヒストリーを問い合わせて、こいつに金貸しても大丈夫かを見るわけ。

だから、このニセクレジットカードで、買い物と支払いに励まないと、ほんとうのクレジットカードは手に入らないということ。なかなかたいへんな話だ。普段の安飯屋ではカードなんか使えないし、いざ使おうとしてもあまり使い道もないものだし。

昨日書いた理由で、何かクレジットカードを使って、しかも無駄遣いじゃなく、お金を使えないか調べている。電話会社の支払いをカードにすればと考えた。毎月の電話代とDSL代をカードで払えば、毎月一定額使ったことになるからいいのでは、と、電話会社のウェブサイトに行く。

がしかし、以前はあった気がするカード払いの項目が、単体ではなくなっていた。毎月の紙の明細をウェブに切り替える会員になると、はじめてカード払いできるようになるという。

明細がウェブで参照できるのは便利だけれど、だからって紙の明細が要らないわけではない。要するに、向こうの経費削減策なんだろうけど、それと支払い方法を結びつけるとはこすっからい。

そんな調子なので、公共料金をまとめて支払ってくれるようなサービスもいくつもあるけど、これらもこちらが月会費$5-$10を払って「支払いさせていただく」ような感じになっている。誰が使うかそんなもの。

日本だったら、支払いをしてもらうために、いろんな手段を無料か、とても安く提供してくれるんだけど、あまりそんな感じがしないなあ。

今月の電話代は、とりあえずいつもと同じ、小切手を郵送する方法で支払った。

Monica が、生活保護を受けてる知り合いから、フードクーポンで買ったパンを買い取ったけど一切れどうか、とすすめられた。じゃあそいつは何を食ってるんだろう、と不思議に思ったが。

自分も生活保護受けてたことがあるからわかる。クーポンっていってもたいした額面じゃないのよ、とか、さらっと言うし。

また誘われたのでまたキャンプへ。こんどは南へ、Santa Cruz近くの州立公園の中のキャンプ場。一時間ちょっとで到着する距離だったが、道を間違えて山の中を通る経路に入り込んでしまい、3時間ほどかかった。乗り物に弱いので近いところがいいと社長に言っていたんだが、車酔いでふらふらになった。1回止めてもらったし。

帰りに、同じ州立公園内の別の入り口に寄ると、そこには汽車が。森林の中を走るSLが運行されている。鉄道マニアの社長が目を輝かせて乗りたがるので乗ってみることに。偶然だということだけど、知っててここに寄ったんじゃないよなあ。

SLに引かれた客車は5両で、屋根がない。森の中には、巨大なセコイアの木が林立。巨木の中を、黒煙を上げながらSLが走っていく。途中、勾配がきつすぎて、スイッチバック(いったりきたりしながら、ジグザグに斜面を上がる)のところもあり、往復で1時間20分の乗車だった。

SLに乗ることも珍しい昨今、森林SLというのはなかなか他にない面白さだった。また、途中汽車から降りてセコイアの森に歩いて入ったが、たいへんな高さで、森が深いという言葉がぴったりだった。

セコイアといえば、高さが一番高くなる木だということだ。それを読んだのはハイジのブランコのページなのでどこまでほんとうかわからないが。

募集掲示板の大改造、というか作り直しをおこなった。掲示板機能に特化して、ドメインも別に分けた。ドメインも前から転送設定にはしてたけど、今回はちゃんとブラウザのアドレスのところに表示される。

自分でいじってても、ちゃんと動いてるんだかはっきりしない。プログラマが自分の作ったものをテストしても、危なそうなところは無意識に避けてしまうからね。だから、いつまでも悩んでてもしかたないし、とりあえず仮公開することにした。

すべての人の要求を満たせるものではないだろうけど、軽くて速いまま、多少便利にできたかなあと思っている。そっちのほうに専用のフォーラム(談話室)を用意したので、動作がおかしいとか、こうしてほしいとか、どんどん書き込んでほしい。

「アイデンティティ」という映画を観た。陸の孤島となったモーテルに閉じ込められた11人。一人ずつ殺されていき最後は、、、という。これだけ聞くと、いったいいつの映画なのか、と思うし、そもそもクリスティの「そして誰もいなくなった」でやったでしょ、とも。

んが、そんなものを今作るだけのことはあって、オチは全然違うんだなあ。それなりに意表をつかれる映画だったので、意表をつかれるのが好きな人にはおすすめ。観終わったとき、オチを知らずに観てて良かった、と思ったので、観る人は予習なしに観ることをすすめる。

今週末は、初めて、キャンピングカーをレンタルしてのキャンプに挑戦。といっても、社長夫妻が計画を立て、予約し、一緒に連れてきてもらっただけだが。

全員にとって、初めての体験。まず朝、貸し出し業者の事務所へ行き、20分のビデオ講習の後、実際のキャンピングカーの各機能の説明を受ける。プロパンガスを使った冷蔵庫、暖房やシャワーの使い方とか、トイレの中身の捨て方とかである。

2時間ほど北へドライブして、Point Reyes という町の近くのRVキャンプ場に到着。これまでのテントサイトと違って、道路から少し入っただけのところに、駐車場よりは間隔が広いけども、隣のキャンピングカーとあまり距離もなく、ならべて駐車する。ほとんど車の中で活動するから、そんなに離れてなくてもプライバシーは保たれるということか。車の後ろに、木のテーブルとキャンプファイヤー用のかまどが一台に一基づつ置かれている。

車の横に、水道、電気のコンセント(!)、下水用の穴、などまとまっているので、車の横についている口と、ホースやケーブルでつないで設置完了。簡単なものだ。

50台くらいのキャンピングカーが並び、中には何ヶ月も滞在してそうな人もいる。引退した後、夫婦でキャンピングカーを買って、数週間ずつこういうところを滞在しながらアメリカ中を旅行してまわる、という暮らし方が、けっこうあるらしい。

キャンピングカーの暮らしは快適そのもの。テントに比べれば、夜になっても電気がつくし、暖房であったかいし、シャワーもある。

しかし、初日の夜は寒かった。社長夫妻が車両後部のメインベッドで寝て、僕は運転席の上にあるロフトベッドで寝たが、11月は10月(一年で一番暑い)から突然寒くなる季節で、しかも車なので壁が薄く、まわり中から外の冷気が伝わってきて寒い寒い。夜中に寒さで何度か目が覚めた。

エアコンのスイッチはメインベッドのところにあり、人を起こして温度を上げてもらうのも気がひけたので、服を着込んでなんとか眠りについたけど、明日は暖房をもっと上げてもらわないと、風邪ひいてしまう。

あと、誰かが身動きするたびに、キャンピングカー全体が揺れる。これはちゃんと眠れたらあまり気にならなかったかもしれないけど。

アメリカでがんばりましょうというサイトを偶然発見。サンフランシスコ在住の、H1Bビザ持ちの日本人エンジニアらしい。ドリカム/B'zのコンサート行ったり、Oakland Warriorsの試合に行ったりと、非常に近いところで生活されてる気がする。

ビザの更新をされたということで、僕よりは長くこちらにいる方のようだし、仕事の内容もローカライズ(プログラムを別の言語に変更すること)と同じだ。もっともローカライズの方向は逆なんだけど。こちらでの生活の役に立つヒントがたくさん書いてあり、いろいろ参考になった。

感謝祭休日。ほとんどの会社が休むので、明日金曜も休みである。感謝祭には実家に帰省するというのがアメリカ人のよくあるパターンのようで、シェアメイトの Monica も LA に行ったようである。キッチンにうず高く皿を積んだままね(怒)。

姉妹サイト roomshare.jpのトップページを作らなきゃ、と思いつつ、だらだらと昼寝などして初日は過ごしてしまった。なあにあと3日あるし。そんな中でも一日数回、会社につなげてメールの応対しているところが泣けるというか社畜というか。US以外は休みじゃないからね。実際イギリスとか香港とかから仕事のメールが来ている。

キッチンの小鳥たち。Monica が貰ってきて番から6羽の子供ができた大家族。つけるたびに朝が来たかと思って鳴く。鳴きまくる。こんな夜更けにたたき起こされて、寿命が縮んでるんじゃないかしら、ごめんと思いつつ、しかし電気はつける。冷蔵庫空けても電球切れてるし。電気つけるしかないのよ。うらむならこんなとこにカゴを置いた Monica をうらんでくれー。