これまでより大幅に早起きし、電車に乗って新しい会社に出社。20分ぐらい電車に乗らないといけないので気が狂いそうになるが、一ヶ月の辛抱だ。

緊張の初出社。規模が小さいからか、いろいろなことが前の会社と違っている。書類書きなどの手続きはほとんどなく、さっそくまわりに追いつくための資料読みが始まる。自分が覚えが悪いとは思わないものの、あまりに大量の、これまでと違う資料を読んでいると、その量に圧倒される。

また、前の会社では技術的には敵なし状態だったが、昼食時などに話した感じでは、少しジャンルが違うこともあり、なんでも自分の方が詳しい、というわけでもなさそうだ。自分にとってはすべてが新しかったり、これまでと違う道具を使う必要があったりということもあるが、これは相当覚悟してかからないとだめだろうな。

金曜日なので、定時で帰る人もいるが、半分以上残業している感じ。もっと資料を読んでおきたくもあったが、まわりが気を使ってくれるので、今日は少しの残業で帰宅することにした。

通勤経路を試すため、他の路線経由で帰宅。どちらにしても、乗り換えで細切れになるし、座れるようでもないので、通勤時間にできることを考えないといけないな。ありがちなところでは英語のCDでも聞くとかだが。この日記とか電車で書けるといいんだけど。

ノウハウのページの書いてないところをがんばって追加している。この忙しい時になにゆえ? いろいろ事情があるのだ。

会社と無関係な友人達に、転職と引越しの報告をと思い。とりあえず英語版を作成、英語な人々に送る。何通かは届かなかった。Eメールとはこんなもんだよね。連絡取れなくなった人はしょうがないか。日本語版はいつ書こうか。。。

出社二日目。今日の残業は2時間半。通勤に往復1時間半かかるので、これでもけっこうきついかも。

オフィスではPHSの入りがかなり悪いことが判明した。アンテナから遠すぎるのか。

夜、日経ウーマンの取材を受ける。去年も取材を受けたが、今回は別の人。忙しいので電話で。3月発売の4月号。半ページに満たない分量だけど、30分ほど話した。

会議と勉強であっという間に一日が過ぎる。会社に食堂がないため、昼は外食。夜は退社まで我慢してる。夜も外食に行ったほうがいいのかも。そうすると何時まででも仕事してそうで怖いが。

転職を報告したRafからメールの返事。なんとイタリアではなくロンドンにいて、ウェブデザイナーをやってるらしい。「SFもいいけどヨーロッパに来いよ」とあった。僕もヨーロッパのほうが好きなんだけどね。

久しぶりの電車通勤のため、先週末にビックカメラで携帯MP3プレイヤーを買った。mpmanのF60という機種。おまけで録音機能がついてるのが決め手だった。

んなわけで、とりあえず入れてみたもの

  • 1-2-3
  • All I Wanna Do Is Make Love To You
  • Bamboleo
  • Volare
  • Freedom
  • I Want It That Way
  • Shape Of My Heart
  • Heaven Is A Place On Earth
  • Leave A Light On
  • I Was Born To Love You
  • Let's Groove
  • Fantasy
  • Boogie Wonderland
  • Livin' La Vida Loca
  • Oh Sherrie
  • Stand By Me
  • Hello
  • I'm Knocking On Your Door
  • Nothing's Gonna Stop Us Now
  • Sara
  • We Built This City
  • Always On My Mind
  • Where Do You Go
  • I Believe I Can Fly
  • Lovefool
しかし一週間朝晩聞くと、もう飽きてきた。通勤で聞いて面白いMP3とかないかな。

夜、高校の同窓会で新橋へ。関東在住者ということで、7人集まった。僕がいなくなるというので、その前に集まろうということになったものだ。

新橋、という場所指定がさすがというか。僕にとって新橋といえば「酔っ払ったおやじ」である。今回初めて新橋に行ったが、どこのニュース番組の街頭インタヴューもやってなかったので、僕も頭にネクタイ巻いて「やっぱあれだね、日本はなんとかしないとダメだね」とか答えるチャンスがなかったのが残念。ネクタイしてなかったけどさ。

マイケルへ電話。3月〜4月にかけて日本に遊びに来る、というクリスマスカードを受け取ったのを、今までほおっておいたのだ。電話して、僕が転職して日本にいなくなってしまうことを伝えた。でも、マイケルが泊まれる部屋はなんとかassembleするから、と伝えた。

マイケルのフラットシェアの広告、役にたってるか、と聞いたところ、2ヶ月に1件ぐらい問い合わせはあるんだけど、どうも値段を言うと「高い」と言って終わってしまう、らしい。

まだ片付けきっていなかった町田の部屋を片付けに、町田に移動。

Charlieという男性が部屋を見にくるということで、KikoとYumiによるインタヴューに同席、というか僕が一番慣れててどうすればいいかわかってるということで、僕が色々説明したり質問したりした。

電話で、英語ネイティブではないなと思っていたが、Kikoが駅から連れてきたCharlieは、黒人のにいちゃんだった。タンザニア人だそうだ。都心のクラブで夜勤で働いてることとか、今は一間に友達と住んでるので自分の部屋がほしいとか、だいたいの事情はわかった。

大家の立場としては、働いてるしタバコも嫌いということで問題ないように思えた。即答ではなかったが、部屋を取ることにはポジティブなようにも見えた。しかし、実際にこれからいっしょに住むことになるYumiは、Charlieが帰ったあと、あまり気乗りがしないようなことを言っていた。

夜勤の人は昼間フラットで寝なきゃいけないわけで、寝てる横で洗濯や料理したり、テレビを見たりしにくいのではというのが心配らしい。他の人が昼間ふつうにうるさくするのは覚悟の上で入ってくるかどうか、というのをCharlieに確認してみるしかないか。

こんどこそ町田は片付けきった。じつは収納を一つ自分用に確保してしまったので、厳密にはいろんなものが残ってしまったが、そんなに何もかも新天地には持っていけないよ。

町田フラットがきれいに片付いてるのに対し、三茶のフラットは、かなり、とっちらかっている。シンクに皿は積み上がってるし、鍋も洗ってない。テーブルの上にも食べ残し、と、このへんは今自炊をしてるのが一人だけなので、その人に負うところが大きいのだが。

それに、共用スペースは無人でもよく電気がついてる。僕は見るたび消してるんだけど、自分で電気を消さない人がいるんだな。電気代や水道代のほうもたいへんなことになってて、金額で町田の倍くらいになっている。

他の3人は、シェア慣れしていてかなり鷹揚なほうだと思うんだが、さすがに最近ちょっと不満が溜まってきてるようで、相談を受けた。みんなそれとなく注意してるつもりなんだけど、伝わらないというか。

ルーテナントという単語の綴りが難しい、という雑談から、ルーテナントで検索をかけてみたら、「バッド・ルーテナント」という映画を紹介してるページが出てきたが、「性器が見えるシーンあり」とかコメントが添えてあり、なんか変だ。上にあがってみると、裸になった男優達という特集ページで、いろんな俳優がどの映画でどう裸になったか、をまとめたサイトだった。ゲイのサイトらしい。僕は他人の嗜好には寛容なので、だからどうということはないが、いろんな切り口があるもんだなあと感心してしまった。お気に入りの男優の裸のシーンを探している人は行ってみるといいのではないか。ううむ。

労働許可証とパスポートを郵送して2週間立ち、入国ビザのついたパスポートが帰ってきた。これでいよいよ、出発の準備が整ったわけだ。

夜、前の会社を辞めた友人と渋谷で飲む。前の会社とビジネスをしようとしてるらしい。僕はもうごめんだけどなあ。でもうまくいくといいね。

9時半に会社を出て、今後一緒に仕事する二人と近くの焼き鳥屋へ。僕も思っていたが、技術スタッフ、とくに最近中途で採用された人たちの能力がすごい、という話になった。実際、かなり厳しいセレクションをしていて、面接してもなかなか取ってないのだそうだ。

実際ちょっと話をしたら、この人にはかなわない、と思ってしまうほどの人もいるし、これで英語が喋れるという技がなければ、僕はただのボンクラになるところだったかもしれない。

すごい技術者を集めたらすごい物ができるか、というと、そのへんは必ずしもいえないので、結局は指揮者が鍵になってくるんだろうとは思うが。

夕方銭湯へ。近いほうが休みなので離れたほうへ。受け付けで、前回知らずに悔しい思いをした有料のサウナを頼む。750円。タオル、石鹸、シャンプーがついてきたので、着替え以外何も要らなかったようだ。

夕方の銭湯なんてガラガラだろうと期待してたら、結構人がいる。サウナは4畳ぐらいで、そこに8人ぐらいいて、いっぱい。有線で演歌が流れていて、なんか知り合いが多いらしく、政治がどうとか最近のテレビがとかこの後飲みに行くかとか、生活感のある雰囲気だった。

銭湯帰りにスーパーに寄り、夕食の材料を買ってフラットに帰ってきたら、鍵を忘れたことに気づいた。フラットに誰もいないし、携帯に電話したけど出なかったり、遠くにいたり。

夜には帰ってくるということで、スーパーの買い物袋は玄関前に置いて、暖を取るためインターネットカフェに避難。冬とはいえ、納豆と冷凍食品はだめになったかなあ。

夜、3人とも同じぐらいに帰ってきて、電話くれたので、カフェからフラットに戻った。あんまりそういうボケたことはしなさそうですけどね、と言われたが、自分ではかなりボケてるほうだと思うぞ。自慢じゃないが。ほんとに自慢じゃないか。

フラットで昼からKazuのFarewell party。Kazuは、大学院の卒業も無事決まり、海外に就職することになったので、一旦実家に帰って準備することになっている。

4人それぞれが、控えめに友人を呼んだので、10人程度の、全員に話が伝わるいい規模のパーティーになった。昼はピザ、夜はパスタ。日曜日なので夜も早めに終了。

今の三茶のいい雰囲気の多くは、一番若いのに人間のできてる彼に負うところが多かったので、これからどうなるか心配ではある。10月からの短い期間だったが、ほんとうにいいフラットメートだった。まずは研修でアメリカということなので、いずれ遊びに行きたいものだ。

シェアの取材で渋谷へ。別のシェアサイトを運営してる、長いつきあいのかたと初対面。その方の体験談と、僕自身の体験談をライターのかた相手に話す。このあたりの面白い話は、数ヶ月後に日の目をみる、かもしれない。たぶん。

来月からの部下が出張で東京に来た。自分の研修の進みは予想していたほど進んでないあせりがあったが、英語のほうはなんとなく通じてるので一つの不安はなくなったと言えるか。ていうかそれで雇われたんだから英語通じるぐらいで喜んでちゃいかんよね。仕事しろ仕事。

日本を離れる日も、当初よりちょっと後ろにずれたが決定し、そろそろ船便の引越し荷物も発送しようかと思う。

本屋でワイルドリーガーの3巻を購入。

朝から晩まで会議。部下の短期滞在中にできるだけ多くの情報をやりとりしようとするからだけど。一日中やってると、気を抜いたときに何の話になったかわからなくなってあせったり。

出張で来た部下の歓迎会と、ついでに自分の歓迎会。仕事で一緒しない人とはあまり喋らないほうなので、いろんな人と話ができてよかったかも。外国人がいるところに自由意志で来るんだから、もともと興味はあるんだろうけど、来る人来る人それなりに自己紹介なんかしたりして、けっこうみんな喋れるじゃない、とか思ったり。僕を雇う必要はあったんだろうか。

会議会議会議。発表もすれば通訳もする。といってもしょせん技術者英会話なのでボロボロだが。出張者に対するレクチャーが多いが、自分も新参者なのでこれがけっこう役に立つ。というより、これを聞かずにアメリカに行ってたらやばかったかも。

昼も夜も、オフィスの近くで外食。前の会社での昼夜の食堂に比べると、おいしいんだけどやはり不健康な感じがする。まずどれも味が濃い。

業界有志の勉強会。これがさしあたり最後の参加になる。

夜、そのまま宴会。

船便の発送のために町田へ。引越し屋の応対をする。ちょうど町田の応募者が部屋を見に来てたので、友人であるマネージャーの仕事ぶりをチェック。部屋の側、入居する側双方の返事の期限の設定のしかたや、他の応募者と競合した場合にどう処理するか、といったところのルールやポリシーについて、助ける形で説明したが、細かなところになるとなかなか難しいかも。もちろん、その場その場のノリで適当にやる、というのもあるのかもしれないが。

別の友人が車を取りに来る。10年乗った車を譲ったのだ。自分で選んで買った車じゃないが、これだけ長く乗ると愛着もわくものだ。まだまだ問題なく走るので、長持ちしてくれるといいなあ。

出張で来てる部下がずっと会社にいるもんだから、あわせて毎日夜遅くまで残業だ。実際仕事がどんどん降ってくるのもあるけど。

「お先に失礼します」というのを聞いて、あれは何言ってるんだ、see you か? と聞いてくるので、うむ、あれは、「お前らは働いてるのに、先に帰っちゃってスマンな」と言っているのだ、と教えてあげた。

さよならパーティーの出欠を取ってるが、予告が一週間前だったのでみんな来てくれない。