今年のイグ・ノーベル賞に、日本から「ハトを寄せ付けない銅像の化学的研究」か選ばれたそうで、こんな研究してる人がいるんだ、と驚く。
面白ニュースとして取り上げられてはいるが、研究としてはちゃんとしたものみたいだし、この教授の他の論文もまっとうなものだ。ネーミングの勝利か。本人が授賞式に出たようで、きっとこの教授は話のわかるタイプなんじゃないかな、などと思ったりする。
「村ごとレンタル」とか「にわとりも美人が好き」とか、他のタイトルもキテていいかんじ。
無駄な豆知識、日本では最近トリビアっていうのか、一度も観たことないのでその流行りどあいが不明だが、というか、トリビアというと一昔前のクイズボードゲームのほうを思い出してしまうな。
サンフランシスコの略し方だけど、どうもこっちの人はSFとか、サンフランとか言ってるみたい。「シスコはロック・シティ」ではないようなのだ。国際線パイロットの知人(日本人)はシスコと言ってたが、これはそいつの会社(日系、って二つしかないが)の社内でそう言ってるだけで、英語で話すときまでシスコと言ってるわけではないらしい。
というような話を、2ちゃんの過去ログで呼び方について喧嘩してる人たち(といっても過去の記事を今読んでただけ)を見つつ思ったりした。
帰り道 真夜中の風景
チャイナタウンのゲート前で、最近毎日、中国系のホームレースのじいさんが立っている。紙コップ片手に小銭をくれって言ってるわけだけど、12時過ぎにこんなとこでどれぐらい意味あるのか。太陽と共に寝起きしているホームレスが多いので、真夜中というのは珍しい。
背の高いミニスカの2人。娼婦だろうとは思ってたけど横を通るときに話してる声は男だった。街娼が多いと聞いている危険地帯ではなかったので、めずらしくてびっくりした。そして、足に見とれたて自分に激しく後悔。
週刊の無料誌、SF Guadianの配達人が、街角の鉄箱に新しい号を入れてるのをみたこうやって夜中に配達してるのか。このガラス扉のついた鉄の箱、よくごみが入ってたりもするんだけど、配達員の兄ちゃん、中からペットボトルや紙くずを取り出して、隣のSF(ライバル紙)の箱に詰め替えていたので笑ってしまった。
シェアメイトの Monica の誕生パーティ。Mission street & 24th street にある、フラット一戸分のイベントスペースみたいなとこで、Monica 自身の主催で行われた。
来たのは30人弱ぐらい。Monica が自主製作映画を取ってるので、その関係者も多い。主演のロシア人の女の子が、ものすごい美人だった。夫婦で来てたけど。
その中に、時代がかったスーツに蝶ネクタイの、70歳ぐらいのじいさんがいた。脇に40歳ぐらいの美女を連れている。Jonny Holiday といって、こないだの、シュワルツェネガーが勝った州知事選挙の候補者だったらしい。Monica の映画に出演したということ。
州知事選の候補者といっても、135人いたそうだし、「自分は表が少なすぎて、ニュースや新聞では名前も出てこなかったよ」ということで泡沫候補なんだろう。なんだかすごく謎な人物ではあった。ハロウィーンの夜にテレビのローカルコメディ番組に出るということで、出たがりというだけなのかも。
持ち込んだ食べ物を飲み食いして、音楽かけて、Monica の映画の撮影(青ペンキで塗ったスクリーンの上を、変な格好をした出演者たちが踊りながら通り過ぎるというシーン)をやって、ツイスターやってだべっているうちにお開きとなった。
金曜日のハロウィン。夕方。去年行ったカストロのハロウィンは面白かったけど、たいへんな混雑で、喧嘩沙汰とか銃ぶっぱなした奴が居たとかで、今年は規制が厳しくなってるらしい。柵があって入場チェックをして、入場料も取るとか読んだ気がする。
まあ、そんなことは関係なく仕事してたりするわけだが。窓の外からはときたま奇声が聞こえてくる。仮装して奇矯な振る舞いをする人々で町中がいっぱいの夜であった。