元フラットメートのイタリア人Raffaeleからメール。日本に来るらしい。部屋は空いてないか? と聞かれたが、3月はちょっと空いてないな。「数日間なら、僕の部屋に泊まってもいいけど? でも彼女の実家には泊まれないの?」と言ったが、「ありがとう、何とかするから」と言われた。

どうも、日本には結婚式を挙げに来るらしい。日本人の彼女を連れてイタリアに戻って2年になるけど、やっと彼女の両親が祝福してくれることになったのかな。「よかったら結婚式に出てくれないか」と聞かれたので、もちろん参加させてもらうことにした。日本でやる式なんて、Raff側の友人はほとんどいないだろうし。

1時に帰宅したらHueyが部屋から出てきた。「今月の31日に出て行くことにしたよ。一ヶ月前に通知するんだったと思うけど、昨晩は会えなかったから、証拠に留守電に入れておいたよ。」

また怒ったら嫌なので、「ああ、そう。わかった。ありがとう」とだけ答えて、どこに行くとか、なんで出て行くか、とか一切聞かなかった。

これまでのフラットメートの退去理由は、一人が結婚で後はみんな帰国だったんだけど、とうとう「気にいらなくて」(、と想像してるけど)出て行く人が現れてしまった。この忙しいのに、4月からの同居人を探さなきゃならんなあ。

帰宅。居間にいたHiroと話す。Hiroが、食材が減ってるし、あきらかに触った跡があったという。まさか、と思ったけど、HiroはHueyを疑ってるようだ。あんまり深刻そうなので、「なんで僕は疑わないの?」と茶化したが、今まで一年間そんなこと無かったし、と言う。

さらには、前から、Hiroの部屋にHueyが入った形跡もあったんだという。(なんでそんなのわかるの、って聞いたら、きちんと整頓してるからです、と言われた。一本取られた^^;) 「最初にうちに来たときに、部屋に鍵はないんですか?ってAkkyに聞いたけど、そんなのモラルの問題で、誰も入りゃしないよって言われて、実際にAkkyやPamと住んでみて、確かに鍵なんてなくても問題ないと思ってたけど、ショックです」と言う。

Hueyと絶交状態らしいし、聞いてないのかなと思い、「Huey、今月末で出て行くそうだけど」と言ったら、やはり知らなかったらしい。「はっきりした証拠があるわけじゃないし、もし本当にそんなことをする奴だとしたら、何を言っても逆効果だから、刺激せずに一ヶ月ほおっておいたほうが良くないか?」

デポジットは預かってるし、喧嘩して出て行くからといって、すごい嫌がらせや破壊活動をしていくとは思えないけど、大事なものとかは部屋に置かずに持ち歩くとかして気をつけてはどうか、と言っておいた。

メールボックスをあさって、過去二ヶ月ほどの間に、うちの部屋に関する問い合わせをしてくれた人のメールアドレスを集める。「4月から空きそうなんだけど、もう部屋は見つかりましたか?」というメールを出しておいた。その日のうちに、2人から返事があった。まだニュージランドにいる男性と、埼玉から横浜に通っている(そりゃ遠い)という男性

後者は、「部屋を見に行きたい」と書いてある。そうか。Hueyに、部屋を次の見学者に見せていいか聞かなきゃならない。僕は自分の広告にもちょっとだけそのことは触れてあるし、シェアで出て行くときは次の人を探すのにそれぐらいの協力をするのも当然だと思うけど、今回はこじれて出て行くみたいだし、なんだか頼みにくいなあ。

その後、日本人女性二人からも問い合わせのメールをもらう。二人とも町田が本拠地というわけでもなさそうだし、場所とか部屋とか、見てみて失望することもあるだろうから、とにかく興味のある人にはまず見学に来てもらう方向にしようと思っている。土日しか動けないけど。

出版社の人からメール。あて先が"フラットシェア in Tokyo 広報ご担当者さま"、広報ご担当も何も、一人しかいまへんがな(笑)。内容は、共同生活の本を出すので、フラットシェア in TokyoのURLを紹介したい、無料です、御社の許可をください、との事。サイトをよく探せば許可なんて要らないと書いてあるんだけど。「御社」なんて書いてあるから、読んでくれてないのはあきらかだな。でも、許可は要らないにしても、載せるってことを教えてくれるのは嬉しい。共同生活に関する情報なら自分も興味あるからね。

まともかく、紙媒体で初めて紹介されることになりそうだ。紹介っていっても、URLが載るだけらしいけど。本の名前は「共同生活マガジン」。主婦と生活社から3月21日発売予定、っておい、そんなすぐ先の本って、今ごろ書いてるもんなの?

ま、共同生活に関するノウハウ本ということだそうで、期待していいんじゃないか。とりあえず本屋でチェックしてみるつもり。

図書館で借りてきたENZO ENZOのCD「Oui」。深夜の会社でヘッドフォンをしてかける。ガガーリンを題材にした歌。なんてのがある。ガガーリンは僕が生まれる前にはもう事故で死んでいたのか。子供の頃は、いつかきっと宇宙に行けると思ってた。そういえばミュールはもう落ちたのか?

ユーリ・ガガーリンといえば、日本の海老原ジムに所属してたロシア人ボクサー、ユーリ海老原を思い出す。エビハラというのがロシア語では下品な意味らしく、本人はそんなリングネームは嫌だと言っていたとか。イタリア語のカツオとか、英語の竹下みたいなもんだ。

サンフランシスコのブリトー屋(その名もハイテック・ブリトー。何がハイテクじゃ)で、出来たら呼ぶから名前教えろと言われて教えた時、店員のヒスパニック系の兄ちゃんに「スペイン語にあんたの名前と同じ単語があるんだぜ、知ってるか?」と言われたっけ。それはスペイン語圏の友達にさんざん言われてたから知ってたが。下品な意味じゃなくて良かったよ。

ああそうそう、ハイテック・ブリトーはすごい美味しかったよ。名前は変だけど。帰ってきてセブンイレブンのブリトー食べたらあまりの貧弱さに泣けてきた。

花粉が強まってる感じ。かゆくてしょうがない。

フレンズのマウスパッドが郵送されてきた。第一シーズンのDVD6枚を買ったらもらえるやつ。光学式マウスだからパッドは使わないんだけどね。

昼休みに各社の保険の外交員(たいてい女性)が社内をうろうろする(なんと入室用のセキュリティカードももらっているらしい)のだが、保険を買う予定もないから忙しそうなふりをしたり、CDを聴いたりしてる。

まあそれでも、毎日そんな風に来てれば保険を買う人はほとんど買っちゃってるわけで、たまにこちらのイヤイヤ光線をものともせず話かけてくる。今日話しかけてきたおばさんは、日本語がちょっとたどたどしい人だった。

保険の外交とかの営業の仕事では見たことなかったのでびっくりした。日本語の特徴からすると中国系かな。日本に10年以上住んでるそうだけど、外交員の仕事は今月から始めたばかりらしい。日本語の感じもあるけど、ある中国人の友達と雰囲気が似てたのもあって、僕としては愛想よく応対したら、2日連続で来たので困ったというか申し訳ないというか。

保険は買ったことない、というと、たいてい外交員さんの目が「キラーン」と輝くのだけど、自分の判断基準が固まってて買わないわけだから、長話しても(向こうの)時間の無駄なんだよねぇ。自分はギャンブルはやらないけど、保険を買わないのがギャンブルといえばギャンブルかな。

うちの広告を見て質問メール。「会社がアパートを用意してくれるんで、君のところに住みたいわけじゃないけど、よかったらMachidaってどんなところか教えてくれない? 映画は高い? ディスコ(原文ママ)は?」

客じゃなくてもくそまじめに答えるあたり、我ながらいい人である(ほんとか?)。「Machidaは十分大きな街で、なんでもあると思うよ。映画は1800円でレンタルビデオは400円ぐらい。映画は高いだろうね。ナイトクラブは2ドリンクついて3000円ぐらいかな」

仕事の締め切り日。といっても毎週のように締め切りが続くのだけど。僕のところを作るために必要なパーツが、何人かから集まってきて、それらパーツを組み上げて、自分の担当部分を追加して完成形になる。しかし、夕方には集まってくるはずのパーツが、それぞれ遅れて到着しない。結局、全部そろったのが夜11時で、それから自分の作業となり、作業が終わったのは深夜1時だった。それから電車がなくなって帰れなくなった後輩を車で家まで送り、帰宅。明日は部屋を見せる約束があるのに〜。ボロボロ状態ですわ。

3月末から泊まるところを探してるんだ! という英語のメール。よかったら週末部屋を見に来てくれと返事。また、7月に札幌から東京に1月だけ来る、というカナダ人からもメール。こちらはその時空いてることがあればね、と返事。

Hiroは前回の反省からか、部屋を見に来る人に会いたがっていたし、複数の希望者が出た場合は自分の意見も入れて決めてくれと言っている。もともと、既にいる人の意見は聞いてるけどね。Hiroの時も、たしかPamが部屋を見せて、僕はHiroには会ってなかったと思う。でも、用事があるらしく「くれぐれもおかしな人を選ばないように(笑)」と念を押して出かけていった。

12時。まず一人目のニュージーランド人男性S。これがいきなり1時間遅刻。宇都宮から来たというからある程度しょうがないかもしれんが、しかし。。。東京へ転職と同時に引越しを考えているようだが、転職先が複数候補から決まってないので、即決というわけではないらしい。近いうちにどの会社にするか決めると言っていたが。部屋はともかく(今の住人によって散らかってるし)、フラット自体は気に入った様子。

2時。こちらは定刻。日本人女性Kiko。日記読者なので、ほとんど質問らしい質問はなし。向こうもシェアは慣れているようだし。聞かれたのは24時間インターネット接続の費用(うちは家賃に入れている)と、ベランダで吸うんだったら喫煙者でもいいんじゃ? という話ぐらい。僕の部屋がベランダに面してるので、窓を開ける夏場はつらいなあ。

インターネット雑誌からウェブサイト紹介の依頼。URLの紹介だけだが。リンクと同じで(法律であれなんであれ)禁止できるなんて思ってないので、ご自由にと返事。6月号ということなのでちょっと先だ。

イギリス人男性。部屋にとても興味がある。まだ空いてたら教えてくれとメール。もし可能なら、明日日曜の昼前に部屋を見せられるけど。と返事した。

大学の先輩のお父さんが亡くなられて、お通夜の手伝いに。駅からの順路で道案内をするという経験をしてきた。そういう年代になってきたのかなあ。うちの父も体は強くないので、立ちながらいろいろと考えるところがあった。

延ばし延ばしにしてきたせいで、今年も確定申告の作業がギリギリまで終わってないという状態。もう休日がなくて、毎日深夜まで残業してるのに、いったいいつやればいいのか。ダメ人間((c)大槻ケンヂ)っぷりを発揮している。

新たに二人問い合わせ。イギリス人とアメリカ人。イギリス人のほうは、あざみ野で会社の寮に住んでいるけど出たいという。あざみ野なら、そんなに遠くないね。まだ空いてたら平日の夜でもいいから見にきたいとある。

部屋を見に来たうち、日本人女性Kikoさんの方から、気に入ったのでシェアメイト候補のリストに入れてもらっていい、とメール。ニュージーランド人のほうは音沙汰なし。今の問い合わせが来てる分もインタビューすることも考えられたけど、平日に動ける状況ではないし、ここで決定することにした。

Kikoさんによろしくの返事を出し、他の全員に断りのメールを出した。あと、ウェブ広告等の後片付けをしないと。

シェア4年目にして、初の全員日本人状態となった。日本人同士だからトラブルが起こらない、なんてことは思ってないけど、コミュニケーションが楽なのは確かだね。

「私は英語がほとんどって言うか全然しゃべれないのですが外国の方とシェアできたらなと思っているのですがその辺はどうなんでしょうか?また可能な場合ドコで探せばいいのかアドバイス下さい」

「はじめましてakkyです。メールありがとうございます。

外国人すべてが英語圏とは限りませんし、日本語をしゃべれる人もいます。最初は、日本語が多少わかる相手を探すといいのではないでしょうか。

日本語が流暢でない外国人(は多いと思います)にとっては、じゃまーる等を読んで探すのはたいへんでしょう。広告を打つ場合は、最初はやはり、英語なり中国語なり、探したい相手の言葉で、彼らが読む雑誌、新聞等に出すのがいいはずです。

また、日本語で話したいなら、Tokyo Classified等の無料英語誌などよりは、「ひらがなタイムズ」のような日本語学習雑誌などで、簡単な日本語で募集してみるという手があるかもしれません。

それから、日本の学校に行っている留学生などは、日本語がわかるはず。大きな大学であれば留学生センターのようなところがあるし、地域の国際交流センターみたいなところに来ている外国人をつかまえて相談してみるとか。

こんなアドバイスで役に立てばいいのですが。気楽にやってみてはどうでしょう。」

今、夜の1時。やっと確定申告の計算が終わった。毎年、去年やったことを忘れている気がするなあ。これを明日(もう今日か)、郵送で提出すればOK。

夜。帰って部屋に入ると、襖の内側に張り紙。英語。「部屋に居ない時はヒーターを消してくれ、もったいない」。しまった。朝消し忘れて出たかな? でもどっちが書いたんだ? 署名がない。Hiroが英語で書く意味ないからHueyか? しかしHueyがこんなことで文句を言うとも思えない。

とりあえず、末尾に「ごめんよ。わざとじゃないんだ。by Akky」と書いて、Hueyの部屋に貼り返しておいた。

Hueyが帰ってきて、「この張り紙、僕が書いたんじゃない。彼だ」と、リビングにいるHiroを指差す。 Akky:そうか。で、なんでそれを僕の部屋の中に張ったわけ?
Huey:いや、深い意味はないんだ
Akky:意味がないわけないでしょう? 僕になにかしてほしいわけ?
Huey:僕はもう出て行くからいいけど、彼がこういう人だってことを知っておいてほしいんだ。次にここに入ってこようとする人にも、説明すべきだと思う
Akky:でもヒーターつけ放しで部屋にいなかったのはほんとでしょ?
Huey:シャワー浴びてたんだよ。部屋に戻ったときに部屋を暖かくしようとしたんだ
Akky:Hueyが来てから光熱費が異常に増えてるから、気にしてるんじゃないか?
Huey:僕は特別無駄遣いしてるつもりははい。いつもどおりにしてる。
Akky:そういうのは人によって水準が違うから。言わせてもらえば、僕は君ら二人両方に、もうちょっと相手に寛容であってほしいと思ってる。
Huey:以前、Hiroとそれなりに仲良く話してたときは、彼はそういう類の文句を一切言わなかった。彼は本当に文句を言いたいんじゃなくて、今仲が悪くなったから嫌がらせでこんなことをしてるんだ。Professionalじゃない。それに、僕らが話してた時、いろいろ君の悪口も言ってたぞ。
Akky:Hiroは普段からいろんな不満を持ってたと思うよ。ただ彼はそれをためておいて、リミットが来たときに一気にだすタイプだから、そう見えるだけで。それから、悪口っていうけど、3人以上人がいれば、誰かがいないときにその人について色々話すことはあるだろうし、誰でもやってると思うよ。わざわざ僕にそんなことを報告されてもね
Huey:とにかく、次の人には説明してあげてくれ。必ずまたトラブルになるぞ
Akky:はいはい

僕の反省点としては、Hiroがここを読んでるのが一つ良くない点だろうと思う。ここは別にHueyの言った事をHiroに伝えるために書いてるんじゃない。別にHueyの主張をうのみにしるわけじゃなくて、そのまま書き写してるだけだ。他のシェアしたい読者への知識として書いてるんであって、家の中の不和を助長するために書いてるんじゃないんだ。Pamとの時もそうだったけど、日記に書いてあることを引用して本人に話すのはやめてほしい。

i-modeのサイトを2000個紹介したいとかいう雑誌の編集からメール。「もしも掲載に問題があるという場合は、お手数ですが下記のアドレスに *月**日(土)までにメールを頂けないでしょうか。返信のない場合はご了承を頂いたとして進めさせて頂きます。」

だからURLなら勝手に紹介していいって。禁止できるもんじゃないんだって。わざわざ失礼なメールを送ってこられると、わざわざ「載せないでください」って返事出したくなるぞ。しないけど。

留守電にRaffaeleからメッセージ。日本に来てるようで、すぐ電話をくれとある。しかしもう11時過ぎだし、どうも彼女のご両親の家の番号のようなので、明日かけよう。

今日も一日会社。昼休み、Raffaeleに電話。結婚式に出る話の確認をしたかったようだ。出ていいなら(Can I come?)、出たいと思うと返事。場所とかの説明が要領を得ないので彼女に変わってもらったが、どうも神社で和服着て式をあげるらしい。面白いなあ。

Kikoさんから電話。持ち物がいっぱいあるようなので、置き場所などについて相談をうける。あとTVのアンテナとか、コンセントとか、カップボードのサイズとか。

昼過ぎにRaffaeleが遊びに来た。駅のまわりがまったく様変わりしていて驚いたようだ。前に彼がいたときは、駅前は駐車場と野球場しかなかったからな。髪が長めで髭も生やしていた。僕のほうはというとポニーテールじゃなくて短髪になっている。

中古のパソコン部品を売ってるところが知りたいというので、近くのPCショップへ。嬉々としてジャンク品を物色していた。本業はミュージシャンなのだが、帰国してから友人と二人でウェブサイト製作をする会社を起こしたらしい。日本はイタリアに比べると色んなパーツが安いということらしい。

その後、飯を食いに回転寿司へ。回転寿司に来たことあるかと聞いたら、ロンドンでならと言うので聞いてみたら、僕も一回行ったYo! Sushiらしい。ここはイギリス風オリジナル寿司と飲み物をロボットが給仕する店だ。こういう時にはお金を惜しんじゃいけないんだ、といって、高い皿からじゃんじゃん頼むので、回転寿司といっても結構な額になった。1000円の皿なんて取ったことなかったぞ。

そもそもRafがうちに住もうとしたのは、彼女の実家が近かったからだ。そんなわけで、彼女の実家まで送っていき、再来週の結婚式の式場の地図をもらった。いろいろ話したけど、なんとかうまくやってるようだし、また会えてうれしい。まだイタリアに遊びに来てくれないのか、と言われた。ほんと、休みが取れたら行きたいんだけど。

勉強会で都内へ。がんばって普段より早く起きたが、それでも遅刻してしまった。いつもは土曜日にやるが、今回変則的に祝日。さすがに明日休みじゃないと参加者が少ない。勉強会のテーマもあるが、色々情報交換ができてよい。もっと勉強しないとと思い、帰りに渋谷のBook1stで技術書を3冊購入。

Hiroがおみやげといってお菓子をくれた。実家のほうに不幸があって帰省していたらしい。いなかったとは気づかなかった。HueyはHueyで、やはり何日も会ってないので帰ってないのかもしれない。どこに越すか聞いてないけど、もう次のところに入居しているのかもしれない。

Kikoさんがデポジットと最初の家賃を銀行に振り込んでくれた。今はネットからいつでも確認できるようになったので楽である。コンピュータ技術者のくせに今のオンラインバンキングのシステムが安全だと思ってるのか? と突っ込まれそうだが、預金額が少ないから何かあっても被害は少なかろう。とほほ。

日曜にRafが来たとき、部屋のドラムセットを見つけたので、洋服掛けと化していたドラムに電源を入れて、ちょっと叩いてもらった。兄さんに教わったそうな。居間のHiroのピアノも弾いていいかというのでつけたら、Jazzyな曲をなかなか感じを出して弾く。へたくそながら、ピアノにあわせてドラムを叩いてみたら、それっぽくなったので感動。さすがミュージシャンだ。Rafに自分の楽器は何なのか聞いたら、専門はボーカルだという。

僕は昔エレクトーンを習ってたんだけど、あれって一人でなんでもこなす楽器で、他人と一緒に演奏する楽しみがなかったんだよね。そのあと、なぜか友達に楽器を弾く奴が皆無だったのもあって、バンドブームの時とかも何もやんなかったんだけど。

会社の飲み会。はじめて僕の下に入ってきて、新人の時に仕事を教えた人がやめるので、その送別会だ。結婚の準備で本拠を関西に移すので、向こうの会社に転職するということだ。優秀な人なので部署としては痛いが、仕事はずっと続けたいといってるし、がんばってほしいと思う。

また、同じ飲み会で、今仕事を教えてる部下(?)に酔って「akkyさんと仕事するようになって、ほんとに勉強になってます。楽しいです」と言われた。うれしいこと言うねえ。ただし隣で聞いてた部長には「1対1で教えるのもいいけど、もっと大勢に技術を伝えるようなやりかたを考えろよ」と言われてしまった。

TOEICの点数が返ってきた。転職も視野に入れて受けておいたんだけど、上がってない。文法がぼろぼろだ。でも、TOEICって点数が出るだけで、何をどう間違ったかわからないんだよなあ。

日記の目次を作ってみた。書いてないところを指してたり、問題はあるけど。少しずつよくしていこう。

週末にはフラットメートの入れ替わりや、Rafの結婚式、その他で盛りだくさんだが、その前ということでネタ切れか。

会社の英会話教室の期末。仕事も忙しくて半分くらい休んでるので、やめることにした。講師に、それなりに話せて意志の疎通ができるようになってから、どんどん文法力が落ちてると言ったら、一つの文章に対して、3つも4つも違う言いかたで表現できるように練習するといいとアドバイスをされた。

最後の授業の後半分で、講師が持ってきたスクラブルをやった。もう一人の生徒がスクラブルを知らなかったので、教えながらゲームしたが、講師が彼のヘルプをするといいながら、我慢できなくなって次々とヒントを出して、なんだか講師とさしで勝負してるようだった。

仕事中に悪寒が走る。なぜかわからんが突然風邪をひいたようだ。仕事はちょうどひと山越えたことろで、すぐ帰ってもいいんだが、まわりの目を気にして夕方までは机にへばりつく。夕方家についた。暖房をつけても寒くてしょうがない。

土日は予定が入ってる。なんとかしようと、飯を食ってすぐ寝る。風邪のせいか背中や足が痛い。布団を2枚かぶり、寝汗をかきながら朝まで寝つづけた。

完全に治った感じはしないが、予想してたよりは回復した、だるいけど立って動ける。Raffの結婚式に出るため、車で式場の神社へ。ついたらRaffからビデオカメラを受け取る。今日の撮影を頼まれているのだ。Raffは着付けがあるとかで着付け室へ。

2年前にイタリア側では式をあげているので、日本での式は新婦側の家族と、それぞれの友人数人だけの小さなもの。Rafのミュージシャン仲間のNaotoという人も夫婦で来ていた。紋付袴を着たイタリア人はやはり変。神前式は初めて見たが、祝詞とか変な踊りとか、僕の目からみても変なんだから、Rafはかなり面白がっていた。式の後食事があり、その後新郎新婦と友人達だけで町田へ。

Rafが行きたがるのでビリヤード場へ。Rafは、昔ロンドンで給仕のバイトをしてた時、店が閉まってから他の店員たちと朝まで賭けビリヤードをやってたという。僕はやったことがないので見てるだけでいいと言ったが、結局やらされた。8ボールとかいうののルールを教わりながらいきなり実戦に入ったが、真似しながらやったらなんだか次々入っていき、勝ってしまった。Rafがくやしがってもう一回となったが、こんどはRafが自滅してまた勝利。もう一回と食い下がられて3度目の対戦で、やっとこちらが負けた。賭けてたわけじゃないからRafがどれほど真剣にやってたかはわからんけど。

笑いながら「初めてってのは嘘だな。油断させるための」と言われたけど、まじで初めてなんだって。ブレイクショット(昔マガジンでやってた漫画、敵味方が次々すさまじいジャンプショットを繰り出す)は読んでたけど。なんでやったことないんだと言われたが、なんでかなあ。僕の専攻(major)は麻雀だったんでね。あまりまわりにする人がいなかったのかも。「初めてやったけど、思ってたより簡単だね」、と言ったらうけていた。いわゆるビギナーズラックなのかもしれない。あと風邪で熱もあるし。

帰宅したらHueyがカップメンを作っている。そのあとがさごそ物音がするので、荷物をまとめてるんだろうと思っていると、明日入居のKikoさんからとある質問の電話。電話で話してると、玄関のほうの電気がついて、荷物を持ったHueyが片手をあげて合図しながら出て行った。おいおい、先月分の光熱費、計算して貼っておいたのに、払ってくれなかったよ。デポジットから引けばいいことだけど、デポジットは電話代とかの保証だからこれは払って行くべきだろうに。ちゃんと口頭で確認するべきだったか。

電話を終えてHueyの去った部屋に行くと、単にヤツの荷物がなくなっただけで、散らかったままだ。布団類も乱雑なままだし、床もゴミが散乱している。キーッ。リビングのごみ袋にヘアースプレーの缶とか電池とかまで捨ててあるし。頭痛くなってきた。明日の予定もあるし、とりあえず寝るしかない。