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電話

電話の共用にはいろいろと考えておかなければならないことがあります。

勝手に好きなだけ国際電話をかけられて、請求書が届いたころには遠い異国の地、なんてのは嫌ですよね。電話局に連絡して国際電話をかけられなくする、というのもできると聞いたことがありますが、それでは自分も使えなくなるし、例えば次のようにします。

デポジット(預り金)は、電話の請求書がすべて到着したら、そこの電話代を引いて返す。あるいは、フラットを出て行く時は、使った量(ここは自己申告になってしまうけど)に応じて、電話代のデポジットを預けて行ってもらう。

いずれにしても、いなくなる直前にデポジットを越えるほど大量に電話をかけまくられたら打つ手がないですけどね。どうしても心配なら、家の中に公衆電話でも置いて、毎回コインでかけてもらいますかねえ。

電話をかけてくる可能性がある人に対しては、自分以外の人がでる場合もあり、それもひょっとすると日本語が喋れないかも、ということを伝えておきましょう。最近は、個人宛の用事は携帯にかかってくる、という人も多い(僕自身は携帯の類は使ってないですが)でしょうから、家の電話を共用にしたからといって、それほど困らないかもしれませんね。

僕のフラットでは、電話の前に簡単な英語-日本語の文例集を作って張ってありますし、電話を取ったら「ハロー」ではなく「もしもし」と言わなければいけない、というルールにもしてはいます。すこし経てば、なんとか取次ぎくらいはできるようになるように思います。


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