目次
次
インタヴュー(その1)
やはり、百の言葉より、直接来てもらって部屋を見せるのが、話が早いでしょう。
電話だけで「よし、じゃあそこに住むことにします」なんてことは、少なくとも僕のフラットでは、起こったことがありません。ですから、電話でいくつか質問に答えて、それでもまだ興味があるようだったら、自然と、「じゃあ、一回見に来てくださいよ」ということになります。言い方はこんな感じ。
-
I think you'd better come and see the room.(実際見に来たほうがいいね)
-
Why don't you come to see here? (同上)
あるいは、電話の中で向こうからこんな風に言ってきます
-
So when will you be available? (で、いつなら都合がいいです?)
-
Could I see the room? (部屋を見せてもらっていいかな?)
あなたの都合がよい日、時間をいくつか言って、選んでもらえばいいでしょう。可能であれば、部屋の見栄えがよくなる時間に紹介できるとよいです。日当たりのよくなる時間帯とか、隣の学校から児童が帰宅して静かになった後とか、あなたの物件の欠点が見えにくい時間に誘導するぐらいは、別に卑怯というほどのこともないと、僕は思いますよ。
[追加] すっぽかしに注意。約束しても、平気で来なかったりする人がたまにいます。僕も2回ほどこれをやられてます。当日あなたの都合が悪くなることだってあるし、相手の電話番号は必ず聞いておきましょう。約束したのに、何も言わずに来ないような人は、一緒に住んでも色々と問題を起こすに決まってるので、もし来なかったからといって、わざわざ電話して引き止める価値のある人ではないですが、「連絡先を言わせておく」ことは、すっぽかしの防止にはなります。
駅からわかりやすいようなら、フラットまでの道順を説明してもいいですし、相手にファックスがあれば、地図を送ります。あるいは、駅でまちあわせて迎えにいくという約束もありえるでしょう。僕の場合は最初はずっと迎えに行ってました。潜在的なフラットメートに、フラットまでかかる時間や周りの街の様子なども含めて判断してもらいたいので、駅から案内しながらいっしょに歩き、店を教えたり、歩きながら、どこから来て、なにをしてるのか、といった基本的な事柄を聞き出したりします。
ただ、件数が増え、すっぽかしもでてくると、だんだん大変になってきたので、ファックスで地図を受け取れる相手なら、地図を送って自分で来てもらうことが増えてます。
Copyright 1999-2000 akky@bigfoot.com
目次
次